2009年9月2日 マイレディ、艇速60ノットオーバー。 |
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陸送が続きます。 今回は琵琶湖から衣浦までのスーパーエキスプレス。 ほとんどが高速道路の移動。 時速100km/hでかっ飛んでいきます。 まず、琵琶湖でのマスト倒し、梱包。トラックへの積込み。 パッパって感じで作業が進みます。 で、到着。 到着後も、サッサって感じ船台に積み換え終了。 最近、25フィートクラスのセーリングクルーザーとちょくちょく出会います。 ベテランセーラーから、ビギナーまで、使用用途はさまざまですが。 |
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2009年8月28日 センターコックピット艇。トランパー。 |
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3時間、センターコックピットに乗るとセンターコックピット(CC)艇が好きになってしまいます。 つい先日も西宮港内で1時間とちょと機走、セーリングを試したけど、その時はあまり感じなかったのですが、8月28日、その西宮の艇を琵琶湖に持ち込み4時間の機走、セーリングで、センターコックピット艇のイメージが更に一新しました。 どこの誰に聞いたのかは忘れましたが・・・「CC艇は重心が上にあるから安定が悪い!」「乗りづらい!」などなど・・・ そんな事は全くなく、かえってCCのコックピットの居住性、操縦性の良さに感動させられます! 居場所がいっぱいあって、実に快適です。 真直ぐ寝転ぶことも出来ます。 スターンのオーナーズチェアで、足を投げ出しボーっとも出来ます。 ここはブームもティラーも、ジブシートにも、誰にもじゃまされずに過ごせる空間です。 コックピットから出て、ハイクアウトも楽しめます。 いっぱい居場所のあるデッキレイアウトなのです。 ところで・・・すっかり秋の気配です〜 この日、西宮から陸路を経て、琵琶湖へ。 クレーンから船台へ、そして湖上へ。 午前9時から始った作業もマストを起てなどの全作業が終わるまで8時間。 そこから琵琶湖の北東までの4時間、夕暮れからナイトクルーズ。 暑くもなく・・・寒くもなく・・・ 湖を照らすハーフムーンの灯りに助けられながらのクルーズ。 |
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2009年8月19日 威風堂々、フライングダッチマン。 |
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ちょっとオシャレに乗りこなすためのセーリングクルーザーです。 クルマに例えると、フェラーリやポルシェではなくジャガーXKっぽいデザインかも? ホテルのエントランスや小意気なレストランのクルマ寄せに停めても絵になるクルマ? ヨットである。 で、さっそく初セーリングに「イグレック」のランチを選び、その目前のポンツーンに舫った。 ダークグリーンのハルとチークのブラウンが更にその風景を演出する。 実はこのフライングダッチマン、ロングキール(フルキール)のため、離岸、着岸は少々コツがいる 。 この日の離着岸もドキドキもの。 緻密なミーティングの上での着岸! みごと大成功! イグレックランチもそこそこに、離岸に挑戦! 少しプランとは違ったが、見た目には実に美しい姿を残しながらイグレックを後にした。 そのランチタイム前、3ノットから5ノットの風の中、セーリングを試みた。 「この手の艇は走らない?こんな軽風では動かない?」と、心の中でつぶやきながらメインとインナージブのハリヤードをアップした。 もちろんヤンマー3YMをストップ・・・ ほんの少しだけヒールし、サワサワと帆走しはじめた。 「アレ?けっこうハシルやん・・・」 たぶん、普通のカタチをしたヨットと同じくらい、イヤイヤそれよりも少し速い感じで、インカレのトレーニング中なのか、470とスナイプたちのジャマにならないように、これでも気を遣いながら一度づつタックとジャイブをトライした。 |
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2009年8月14日 気象予報。 |
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やはり、必ず、どんな短い距離のセーリングでも、例えそれが琵琶湖でも、大阪湾内であっても気象のチェックはする。 もちろん、最近はインターネットに頼るワケだが、今はもっぱらPCではなく、i Phoneをセーリングに持参している。 そのデスクトップに(財)日本水路協会さんの潮流予報と国際気象海洋株式会社さんの風向風速と降水量のサイトをブックマークしている。 タッチパネルで潮、風が一目で理解でき、セーリングの前日、当日、デッキ上で確認できる。 8月14日、大阪湾。 もちろん、i Phoneで風をチェック! モニターには大阪湾中央は北寄りが支配する2ノット程度の風。大阪から堺の陸地寄りには5〜6ノットの風とモニターの風向と風速が細部に渡って示されている。 実際、海に出ると、予測どおりピタリの風! 「ウ〜ン・・・」 実際、デッキ上から見る海面とモニターの矢印が一致しているのが不思議に思えた。 ところでこの日の艇はヤマハマイレディ! 船歴17年を全く感じさせないほど美しく保たれた艇、デッキもキャビンも、備品のすべてにヨゴレがない!俗に云うところの「極上艇」「美艇」「新艇同様」 ただひとつ問題があったのは、メインのスライダーの滑りが悪くメインのアップダウンに支障あり。早速「HARKEN McLube」を注入しなければ・・・ |
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2009年7月22日 沖縄・宜野湾!!!!!。 |
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2009年7月19日 琵琶湖でヨットレース。/ヤマハ26IIS |
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BSCA「ビワコセーリングクルーザー協会」主催のヨットレース。 そのレースに参加させていただいた。 30フィートオーバーの艇が数多く参加する中、「ヤマハ26IIS」に同乗。 コースは琵琶湖大橋北からNHKのドキュメント番組にちょくちょく登場する話題の「沖の島」を反時計廻り、再び琵琶湖大橋北に帰る往復約20マイル程の距離。 この日の風は夏にしては珍しく5〜6m風。 普段の夏は風のないことが多く、5mの風が吹くことはめずらしい。 ある人は琵琶湖の風をこう表現する。 「それぞれのヨットがスピネーカーを揚げ、1艇は北へ、もう1艇は南に・・・ すれちがうヨットを横目で見ながらスピントリム???」 これほどに風の変化が激しいが、ケニー・ワッツ氏の著書にもあるように、琵琶湖だけでなくアメリカにもこのような風域のエリアがあるように思う。 なぜこのような風が起こるかはワッツ氏の著書を読めば理解できる。 スタートがどうのとかのレース経過はさておき「ヤマハ26IIS」のポテンシャルのインプレッションを少々。 また、ボートスピードも30フィートクラスともイーブンとまでもいかないが、クローズドホールド、フリー共にあっさりおいていかれることはなく、フルにパワーを出し切れば互角に戦うことも可能な艇である。 |
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2009年7月18日 CC32、木更津にて。 |
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東京湾横断道路アクアラインがつながる千葉県側。 ここにステップマリン建造の「CC32」が保管されている。 ハルはピッカピッカに再塗装されていた。 その上、ジブ、メインもおニュー!。 さっそくテストセーリング。 |
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2009年7月8日 広島にて。 |
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新幹線で広島に向かった。 目的は「ベネトウ・オセアニス320」と旧友に出会うため。 その旧友は観音マリーナでマリンショップを営んでいる。 店内には懐かしいヨットレースのポスターが飾られている。 店主はKENWOOD CUPなどグランプリレースに数多く参加しているセーラーのひとり。 さて、オセアニス320は船歴20年になるが、かなり美しく保たれている。 フネっていかに整備することが大切かを感じさせてくれる一艇。 ハルもデッキも艤装品も・・・ エンジンもキャビン内も・・・ やはり、30フィートと比較すると格段にデッキもキャビンも、あきらかに大きさの違いが現れている。 全長でたった2フィートの違いではあるが、たった2フィートがかなりのボリュームがあることに改めて気が付いた雨の桟橋。 |
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2009年7月7日 映画「ジャイブ」。 |
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ストーリーやキャスト、背景はさておき、やはりヨットを中心に観た感想です。 北海道・江差を舞台に、北海道を無帰港で一周する。ヨットはヤマハ23。 この艇は以前マッチレース用に建造された艇かもしれないです。 高校時代ヨット部だった哲郎(石黒賢)は国体出場者。FJやスナイプではなく画面にシーホッパーの写真が登場していました。 ヤマハ23はIかIIかそれがEXなのか不明でしたが、メイン、ジブ共にスタンダードなパネルのNORTHダクロン製。ジブはレギュラーサイズでハンクス仕様。スピンあり。 しかもオートパイロット装備艇です。(メーカー・機種を見逃しましたが結構イイモノ!な感じでした) GPSはハンディタイプの「GARMIN」社製。 哲郎のインフレータブルライフジャケットは「ヘリーハンセン」 白いウインドブレーカーの袖には「MAN」?のロゴ。メーカー不明? セーリンググローブは黒っぽかったけどブランド不明。 劇中、哲郎は落水!するが落水したシーンはなかった。 あと、荒天の中のセーリングシーンはCGだったが、多分フルメインだったような記憶です。 その荒天のセーリングシーンと荒天中のズームアップのシーンの背景が雨だったり晴れていたりで、少々不思議な光景。 あれだけの荒天でライフハーネスをしていなかった? また、メインシートブロックが外れてしまったり・・・のシーンも途切れたり、濃霧の中の事故?も途切れてしまったり・・・ 突然のジブダウン!次ぎのシーンはフルセールなどなど・・・ 結局事故などで無帰港はならなかったが、2回ほど帰港しガールフレンドが見守る中北海道を一周したと云うストーリー。 で、一周した後、エンディングはガールフレンドの由紀(清水美沙)と二人でセーリングするシーン。これはまともでイイ感じでした。 まぁ、本格セーラーから見れば?なシーンは多く感じるかも知れませんが、とにかく今はヤマハ23に乾杯と云った感じです〜 |
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2009年7月1日 ヤンマーYAエンジン |
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実にさまざまなヨットと出会える。これが楽しみでもある。 このYAエンジン、韓国に輸出されることになった。もちろんエンジンだけでなく艇本体もである。 JCIの手続きも終え、その書類を持って日本から韓国籍に変更するため韓国領事館へ。さらにその書類を持って税関へ。 すべての書類が整えば、税関立会いのもと艇のチェック。 GPSなどの海外持ち出しの禁止。またココム違反?なども含めた検査が必要となる。 それはさておき、離岸寸前エンジンが始動しなくなった。 その前日までは元気?よく始動していたのに・・・??? 人が入れ代わり始動を試みるが、1日を経過しても一向に掛かろうとはしない。 30年近くも使われてきたためなのか?このままもう掛かることはないのか??? が、しかし、西宮には神が存在する! 浜田ヨットを主宰する浜田さん。 この日はあいにく定休日だったが快く診察に来ていただいた。 一目みるなり「鳴尾まで曳航して行こう!」 作業開始は6月30日17時。 まず、排気ポンプ、シリンダーヘッドをバラし、バルブの摺り合わせなどからスタート。 インジェクションポンプ、ガバーナーの調整・・・ ついでに不調のスロトルレバーの交換。しかし始動しない・・・ 言葉にすればカンタンだが、この間およそ10時間以上。 そしてさらに3時間。焼け切ったセルモーターもオーバーホール。 7月1日、午前8時。 クーン、コンコンコンと1気筒のYAが蘇った! まさに「浜田マジック」 西宮では最も信頼のおけるヨットの生き字引であり、神なのである。 |
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2009年7月1日 ジャイブ 海風に吹かれてとヤマハ23II |
ヤマハ23IIが登場する映画です。
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2009年6月9日 夢の島へ。 |
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深夜といかないまでも、夜の10時過ぎに大阪・北港YHを出航した。 DUFOUR38CLASSIC。 まずは関西国際空港から友ケ島水道を目指す。 幸いランニングの風での機帆走で航行。 やはり、夜の航行は不安要素の中にも楽しみが大きい。 他艇の航海灯、夜光虫、月灯、星が新鮮。 6月の梅雨前は波も風も穏やかと聞くが、多少は海らしいウネリを少々は期待しながら、友ケ島を抜けるが風、波はない。 大阪、東京間の距離、約370マイル。4名での航行。 オンデッキ、オフは自由。ほとんどがオートヘルムにまかせっきり。 その上GPSがナビゲーションしてくれるので、随分楽になった。 紀伊半島最南端、潮岬から伊豆半島までを一直線。 視界の悪さも手伝って、36時間360度、島影すら見えなかった。 見えるのは、海に反射する月灯のみ。それくらい風も波もない。 3日めの早朝、東京湾入口浦賀水道。昼前には夢の島に着岸した。 60数時間ノンストップ。 右上画像は潮岬から伊豆下田を目指す日の昼。 右下画像は伊豆、伊東あたりの夜景。 |
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2009年5月11日 大阪から堺。 |
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大阪・尻無川、京セラドームのすぐそばの川と云えばわかりやすい。 その川のほとりにヨットが保管されていた。 その川から大阪湾に出るまでの大阪下町の風情が普段のセーリングでは味わえない。 一般家屋の軒下や町工場の壁面に触れそうになり、時には渡し船の往来を待ち、低い橋脚にマストトップが触れそうになりながら・・・わずか8馬力の船外機でゆらゆらトコトコと進む。 川幅は20〜30メートルほどなのでもちろんセーリングはできない。 |
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2009年5月9日 大阪から相生まで。 |
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網干の次ぎは同じ瀬戸内、網干の少し西にある相生ボートパークへ。 艇の全長は40フィートだがビーム幅は3.0mのスリムなスポーツヨット。 ビーム3mって狭くない?の疑問があったが、いざ走り出すと疑問符?から感嘆符!に変わる。 そつのない走りと云う表現があてはまるのか、他のビーム幅にボリュームのある艇と比較してピッチングがかなり少なく、なにより機走、セーリングともに速い! とにかく速い! 明石海峡から瀬戸内に入ってもスイスイ走り、あっと云う間は大袈裟としても、予定時間よりもかなり早く到着したことは云うまでもない。 この回航?クルージングには、超がつくほどの海の達人たちと同行させて頂いた。 その達人たちがハシャぐほど俊足艇。 クルージングもイージーに速く走ってくれる方が楽しいかもです。 コンテナマキシ40 |
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2009年5月6日 ホイットブレッド60、伊勢湾縦断! |
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60フィートのレース艇に乗せて頂いた。 伊勢湾マリーナから五ケ所湾まで、伊勢湾縦断のクルージング。 なにはともあれ、60フィートでレース目的に建造されたヨットは、今まで体感したことのないポテンシャルを秘めていた。 単純なコトバで表現するならデカイ!何もかもが大きい! とにかく大きい!ロープも太い! ラットも2つ! 海面には白波が立っていた。 無理をせずで、エンジンとジブのみで走る(こっちは乗せてもらっているだけ) 速い!アベレージ10数ノットでカッ飛んで行く! 波は次第にうねってくるが、全くヨットのような揺れはない。 なんじゃコレは・・・の世界を感じながら・・・鳥羽パールレースのスタート地点を観光し、 憧れの?大王岬をスーっと廻って、夕刻には五ケ所湾「志摩ヨットハーバー」に到着! おそらく、普通のヨットの2倍から3倍のスピードでは・・・ オーナーさんの「モーターボートと競争する」の言葉は大袈裟でもウソでもなかったです〜。 Whitbread 60 |
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2009年4月4日 なかよし295改造計画 |
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なかよし295、建造されたのは1980年6月。船歴30年になるこの艇を少し時間をかけて大改造することに。 まずは、セールよりもエンジンに手を入れる。ヤンマーYS。 パーツはまだまだ入手可能であるが、やはり全体的に疲労していることには間違いない。 次に、ジブをファーリングシステム導入。メインもスタックパックに・・・ ブームバングにキッカー取り付け。 キャビンは磨きと補修・・・などなど。 |
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2009年3月4日 大阪北港から網干ボートパーク。 |
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わずかと云えば僅かな距離だが、45マイル程度。 でもそれなりの準備は必要になる。 予測時間は約8時間。そのための出航時間・・・食料・・・燃料、海図、GPS、コンパスなどなど・・・ 明石海峡の潮流を調べる。 自然と早朝7時頃が北港YHの出航時刻となる。 神戸空港の南を抜けると明石海峡大橋全体が見渡せる。 毎回のことだが、決まって橋の下では記念撮影になる。 ガーミン社のハンディGPSが対地速度8.8ノットを告げている。 運良く北からの風、機走からエンジンストップ、そしてセーリング。 明石海峡から300度が網干BPとおよその見当をつけて・・・ 家島諸島、男鹿島に近付くと、瀬戸内!って感じがする。 今回、回航に使用したツールは、艇に備え付けのコンパスと瀬戸内海全体の海図とガーミンGPSと事前に用意しておいた、目的地の緯度・経度のみ。 しかし、3月の海は寒い!寒い! YAMAHA26C |
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2009年2月20日 宜野湾マリーナ |
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沖縄の海は美しい。マリーナの中までも美しく、まさにエメラルドグリーン一色。 アラワイハーバーよりもはるかに美しい。 最近、時々だが、沖縄に行くことがある。けっこう、かなり、それなりのヨット、ボートが係留されているのに驚く。美しい大きなカタマランのヨットも数艇ある。 |
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