BJP スタッフブログ
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2018
   
  2018年12月28日。
HUNTERとDEHLERとヤマハ31EXの2艇。
 
 
12月
に入って、オーダーしておいたパーツが届きはじめ、遠くはラグナマリーナ、淡輪ヨットハーバー、新西宮ヨットハーバー、そして横浜ベイサイドまでの納艇回航と、今年最後になるであろうか西福岡マリーナ・マリノアまでロシアンブローカーを連れMOODYの下見に同行しました。

ロシアンは12月23日に大阪でミートし、年末年始のスケジュール調整をし、まず、淡輪ヨットハーバーにあるヨットを見学。そして、福岡となったワケです。

彼は今回、40feetから50フィートクラスまでのセーリングクルーザーを日本から3〜4艇を購入する予定?だそうです。

さて、YAMAHA31EXSHの納艇回航ですが・・・

新西宮YHを深夜に出航して直ぐにオートパイロットまでの電流が来なくなり、一旦引き返し、再度のトライ。

あくる日の早朝にそのトラブルは解消したのですが、次に泉大津沖でオートパイロットのベルトがすべりはじめたそうで、ワタシ達は偶然にも淡輪YHに居たので、急遽淡輪YHに入港してもらい、T氏の助けも借りて応急処置をし、その夜に出航となりました。

が、しかし、深夜に連絡が入り、応急処置したオートパイロットが全くダメになったとのこと・・・
「エライこっちゃ!」で、オートパイロットのパーツを探すが見つからず・・・
90%以上諦めかけた時にネットで見つけた「ゆうこうマリン」にそのオートパイロットの本体一式が揃っていた。
即刻、電話を入れゲットした。

その足で回航途中のヨットと和歌山はビルフィッシュトーナメントで有名な港、周参見港でミートし、部品を交換した。

まるでクルマのWRCのようなラリーのサポートのような世界でした。

それと、ブームキッカーも回航中にハズレてしまいました。メインセイルも使ってないのに???

そんなY-31EXSHを追いかけながら、もう1艇のY-31EXのオープンゲート製作とDEHLERの仕上げと、HUNTER320のシートライアルと葵ソニックさんから届いたGPSとスプレイフードとビミニトップの取付などなど・・・さらに大騒ぎの最中に韓国から知人が来日。

さらにロシアンの来日とアテンドと楽しい12月でした。

今回もレークビワマリンサービスさん、プロコさん、コスモマリンさん、ゆうこうマリンさん、葵ソニックさん、
苦労の上納艇回航してくれたNISの鈴木さん、バイトのUクン、そして淡輪ヨットハーバーさんに大変お世話になりました!!!

2019年1月はじめからロシアンのアテンドから始り、韓国の木浦に出かけます。




   
  2018年12月20日。
ラグナマリーナと・・・。
 
 
ラグナマリーナでの納艇整備で残された作業(オープンゲートとライフライン交換とストロングトラックを取り付けたためのメインセイル加工とビミニトップ製作)。

20日にはオープンゲートとライフラインが完成しました。してもらいました。

ラグナマリーナではすでに恒例のクリスマスイルミネーションが各艇に飾られており、ニッポンチャレンジ艇と共に蒲郡のシンボルとなっていました。

その中にあるマリンショップの「FASTNET」さんとようやく出会うことが出来ました!

もちろん、業界人としては以前から電話などで交流はありましたが、10年を経てのファーストミーティング。
そのFASTNETさんのショップで見つけたJ24のTシャツを思わず購入。

画像左のニッチャレは蒲郡駅前。右はラグナマリーナ。

で、当方はYAMAHA31EXSHとHUNTER310の納艇準備とYAMAHA31EXの雨漏り補修とオープンゲートの製作中です。

   
  2018年12月10日〜12日。
納艇後の整備などなど・・・。
 
 
12月に入って、2ヶ月前に納めさせて頂いたDehlerの整備をスタートしました。

上架されたDehlerのスクリュー回りにフジツボが付着している程度で、ボトムは比較的綺麗、高圧洗浄でボトムクリーニングとセイルドライブのジンク交換とグリスアップとペラクリン塗布、ボトムペイントのタッチアップで船底は完了。

メインはハルのキズ補修とバフ掛け。

とにかく当方の意気込みは、マリーナ内で一番ピッカピカにする事を目標に、荒仕上げから最後の仕上げまでの計4回で磨きあげ、さらにガンネル(ステンレスモール)までを取外し、モールも磨き上げ、まぁ満足出来る程に仕上がりました。

さらに、ドッグハウスやスタンションなどデッキ上の汚れもコンパウンドで磨きあげ、次に、あらかじめ作っておいたスプレイフードとビミニトップを取り付け、スペシャルオーダーのストロングトラックをグルーブに差し込み完了。

また、オープンゲートスタンションの取付とメインセイルのスライダー加工とビミニトップのバックステイ加工を地元の業者さんにお願いしました。

あとは、ちょっとしたマイナートラブル(雨漏り補修)や古く汚れたウインチハンドルケースの取替え、ウインデックスやレーダーリフレクターの交換などなど、4名のスタッフで3日間を掛けての作業でした。

その間、初日と3日めは脚立が吹っ飛ぶ程の台風並の強風。
デッキに立つだけでも危ない状況でした。

今回、作業をして貰ったのはレイクビワマリンサービスさんとバイトのUくん。サポートはプロコさんでした。


   
  2018年12月1日〜6日。
納艇前準備といろいろ。
 
 
12月に入って、トータル6艇のメンテナンスを行っています。

内2艇は前出の、3GMから3YM30の中古エンジンを整備して、3GMに使用されていたセイルドライブをドッキングさせています。

そして、VOLVO 2002のオーバーホール。

只今、個々のパーツを見積中。

やはり YANMARのパーツと比較すると、約3倍の価格になってしまいます。

そして、HUNTER320の納艇前の確認作業、全装備品の稼動とセイルをアップしての確認。

幸いにしてヨゴレはあるものの破れ等はなかったが、間違っていたリーフロープをUクンが修正して合格!

不調のGPSは取外してメーカーに修理依頼。

ただもう20年以上も前に製造されたモノなので修理不能との判断で別商品に交換することに・・・。しかし、いつもながらSONIXさんの対応は親切丁寧で大助かりしています。


そして、台風被害のあった31EXのハルのキズ補修と納艇整備の同型艇YAMAHA 31EXSH(ショートハンド)の船底洗浄、塗装とペラクリン塗布とエンジン整備と消耗備品交換。

その間に回航納艇のための「臨時航行」取得のためJCIさんが実艇チェックに来て頂き、それを終えると、31EXSHを下架させ、70km離れた場所にあもう1艇のY31EXを下架させに向いました。

どちらも雨の中の作業でした。

さて、来週はようやくDehlerの作業に掛かります。



   
  2018年11月30日。
ティラー製作。
 
   
 
 
ティラー製作に取りかかってから4日で完成!

折れたティラーの木製部分のチークを入手し、元のティラーに形を整えながらの削り出し、さらにオートパイロットの取付部分の穴をあけるまでは1日足らず。

10回の仕上げのニス塗りに3日間を費やしました。

ニスが乾く間のヒマ潰しにエクステンションティラーとオートパイロットの取付パーツも再塗装し、ステンレス部分も磨きました。

完全にニスが乾操するのを待ち、バラバラにしたパーツを組み付けて完成です。

当初、パーツ屋さんやネット検索でこの手のティラーを探しましたが、ピッタリ適合するモノが見つからなく、アルミやステンレスのメーカーにも問い合わせをしましたが、予算的にも不適合で、結局製作となったワケです。


   
  2018年11月27日。
VOLVO 2002 エンジンオーバーホール開始!。

 
  VOLVO PENTA 2002 のエンジン分解を開始しました。
今後も使用できるパーツと交換しなければならないパーツをチョイスしなければなりません。

ご存知のように、YANMARエンジンと比較してVOLVOエンジンのパーツ代金は、約3倍の価格です。

 
   
  2018年11月23日。
ティラー破損。
 
 
「ティラーが折れた!!!」とお客さまからの電話・・・

もう5年程前に納艇させて頂いた30フィートのスポーティクルーザー。

ちょうど今2002エンジンの不調もあり、先日同型の中古エンジンを知人から購入し、不調エンジンと入手したエンジンの2つの良いところ取りをし、完成させる予定です。

それで、折れてしまったティラーの修理は既製品でコスモマリンで見つけたチーク製。
それを太さとカタチを合せながら製作していきます。

まずは太さ調整からのスタート!

ティラーが折れたのはヨット人生で2度め。
以前は自艇(共同所有)のY25MK2は根元から折れたのでびっくりでした。


追伸、昨日は横浜から、本日は千葉からのお客さま。
遠路お疲れさまでした。

   
  2018年11月17日。
ビミニトップ完成!といろいろ・・・。
 
 
11月17日と云うのにまだ暖かく、作業中は暑いくらいでした。

この日は、先日フィッティングしたビミニトップのバックステイ穴の加工が僅か1日で完成したので取付を行い、先日、日没で出来なかったジブファーラーのメンテナンスも行いました。

ちなみに、このビミニはオーストラリア製の既製品で、コスモマリンからの購入品。

ファーラーは放置状態で使用していると次第に重くなり、セイルを開く時、巻取時にも重くなります。

今回のメンテは簡単で、まずドラムのベアリング部分にHARKEN製のMcLUBEを注入し、ドラムからコックピットまでのリードブロックの全
てにMcLUBEとCRCを使い分け、動かなくなっていたブロックを復活。

これでウインチを使わなくてもセイルの展開と巻取りが軽く出来るようになりました。

さらに円滑に行うなら、やはり高額になりますがHARKENやRONSTANのブロックを装備すればかなりスムーズになります。

そして、5月に納艇させて頂いたY31Sのビルジポンプのチェック。

オリジナルのビルジポンプの吸水方式では、全てのビルジを抜くことが出来ず、そのためこの艇は手を加えています。

と、云うのはビルジ溜りが分割され、すべてのビルジを一度に抜くことが出来ないので、手動ですが各部屋ごとにホースの先端を移動させて抜く方法をとっています。

床板のビスを外したままにしておいて、適度に手動で抜くのがベターと思います。

ビルジ溜りの改造も可能ですが、強度的にも作業時間的にも今の状態がイイと思います。


 
   
  2018年11月14日。
台風被害の修理と・・・。
 
 
台風で被害にあった艇のマストトップ(航海灯、風向計、風速計)の修理とジブセイル、スタンションと新たにビミニトップの取付を行い、今回も「レイクビワマリンサービス」さんに出張依頼でした。

午前中にマスト作業とセイルの取付とスタンションの仮取付を終え、午後からビミニを取り付け。

スタンションの仮取付と云うのは、台風後のスタンションの発注が保険の関係で1ケ月ほど遅れてしまい、その間にメーカーのストックがなくなり、しかも生産が間に合わない状況とのことで、今回は折れ曲がった部分からカットして仮取り付けました。

パーツが供給されるのは12月に入ってからとのこと・・・

ビミニトップはフレームの高さと前後の調整を完了させ、バックステイ穴を加工するため、一旦持ち帰り、再度取り付けです。


   
  2018年11月11日。
ドッグハウスのアクリル窓交換。
 
 
11日日曜。諸事情の上スケジュールを変更して秋晴れの日曜に気になっていたアクリル窓の交換を行いました。


元のアクリルは劣化が激しくボロボロで、その隙間から雨漏りが発生しており危険な状態。

まず、旧アクリルとシリコンの縁をナイフで切断し、ドッグハウス側に残された旧シリコンをスクレッパーで剥がす作業。

そこから新しいシリコンシーラーを塗り付け、アクリルを窓に貼付けタッピングネジで固定すれば完成です。

その時、タッピングビスにラバーワッシャーを使用することが必要です。

今回はアクリルのスペア窓が事前に用意されていたので、それを利用しましたがここ最近ポリカーボが安価になり、強度、耐久性を考えればポリカを使用した方がよりベターかもしれません。

ポリカの入手はホームセンター等で手軽に入手可能ですし・・・


   
  2018年11月7日。
復活、神戸マリーナ。
 
 
台風21号から2ケ月、神戸マリーナが桟橋復帰作業が始まりました。
まず、桟橋の柱となるパイルを打ち終わり、1本め桟橋が完成。

11月中旬には予定した桟橋がほぼ完成とのこと。


電機と水道は徐々に開通します。

   
  2018年11月5日。
LAGOON450の修理中。
 
 
某所にてLAGOON450の修理中です。

完成予定は11月の中旬?

2016年建造のカタマランです。


   
  2018年10月26日。
エンジン不調・・・。
 
 
VOLVO2002とYANMAR3GMのエンジン不調・・・。

10月に入ってVOLVOとYANMARのエンジン不調の訴え。

どちらも最初は「エンジンの掛かりが悪い!!!???」から始まり、オイルの消費がひどい・・・
白煙が出る、黒煙も出る・・・などなど・・・

VOLVOは1991年モデル。
YANMARは1996年モデル。
どちらも20年以上も前に製造されたエンジン。

普段メンテナンスを怠っているワケではないのですが、やはりシリンダー、ピストン、噴射ポンプ、辺りに劣化を感じられる。

対策はシーズンオフにやりましょうか!!!



整備費用はVOLVO2002は約45万円。
YANMAR3GM30は約85万円。
YANMAR 3YM30の新品エンジンはドライブを含んで150万円ほど。

VOLVOもYANMAR3YM20に乗せかえると120万円ほどで、悩むところです。


   
  2018年10月14日。
DEHLER34SV、蒲郡・ラグナマリーナに到着。
 
 
14日、0400に自宅を出発。名阪国道を経て0600過ぎにはにラグナマリーナに到着した。


まずは、旧船籍港のステッカーを剥がし新船籍港の「愛知」に張り替え、最終的な艇の確認を行った。

航行中にGPSの不調(2〜3時間で電源がダウンする症状?)とメインサロンハッチと右舷のハッチからの雨漏りを発見。

もう1ケ所はヘッドルームのシャワーの排水口がなく、おそらくオプション?「どうする?」

新たな作業を含め後日上架時にやっつけることにしました。

購入後の主な作業は、デッキ、ストレージ、キャビンの洗浄とハルのバフ掛け。
船底洗浄、ストロングトラックの新設、ブームバング交換、スプレイフード、ビミニトップの新調などなど・・・

この日は、新オーナーの依頼で操船トレーニングをデリバリーしてきたISPAインストラクターMr Suzukiのコーチングではじめられ、2〜3時間後には単独でパーフェクトな着岸が可能になった。

ラグナ(ラグーナ)マリーナは2度めだが、以前訪れたのはニッポンチャレンジがベース地として活動しはじめた頃だったと思う。

その頃からは随分風景が変わっていた。
今ではそのチャレンジボートがラグナのモニュメントとして保管されている。


   
  2018年10月13日。
FB3、半日遅れで韓国・トンヨンに到着。
 
 
11日、早朝に福岡・マリノアを出航したFB3は、出航して僅か10分でエンジン警告音が出て、マリノアに戻り、インペラを交換。

その後対馬近郊で再びトラブルが発生した・・・

普通、24時間もあれば韓国に辿り着くが、30数時間も掛かって到着した。

さすが「鉄人・小坂氏」いかなるトラブルも解決しながら危機を乗り越えてくれます。

詳細は鉄人・小坂氏のFACEBOOKを
https://m.facebook.com/tadayoshi.kosaka?fref=nf

そして、昨日1355に清水港を出航したDeheler34は、10m〜13mのため御前崎に入港、今朝0550に御前崎を出航。

13日1900にラグナマリーナに到着予定と伊良湖水道から連絡が入りました。
御前崎から遠州灘は3〜4mの波と10数メートルの北東の風だったとのこと。

こちらはMr SUZUKIのデリバリー(フェリー)でした。
明日、早朝に出迎えにまいります・・・・。


   
  2018年10月12日。
福岡、釜山、清水。
 
 
台風25号が過ぎ去り、その後に活動を再開しました。

半年の間、いろんな事情が重なり、ずっと放置されていたFB3がようやく韓国はTONGYONGに向け10月11日に出航しました。

10日の午前中に博多税関に行き、輸出申請と入国管理局へ。

ところが、ここ最近税関のシステムも電子化され、申請者も受けて側も戸惑いながらのデスクワークになり、少々時間を要しました。

マリノアに到着したのは夕刻、そこから上架し、F1のピット作業よりも速いスピードで船底作業を終え、燃料補給も完了しました。

今回、デリバリーして貰うのは、韓国人ではなく超ベテランセイラーの日本人「小坂さんです」

11日早朝に出航したので、おそらく昨日にはTONGYOUGに到着していると思います。

もうひとつ、ウチのバイトのUクンは沖縄から途中、対馬で出国をし釜山に・・・
対馬では大騒ぎをしながら11日に入港したとの連絡が入りました。

一方、ワタシは清水港でDehler SVのデリバリーの準備も兼ねてシートライアルに同乗させてもらいましたが、ほとんど無風・・・
そのポテンシャルを確かめることなく下船。

11日ギリギリでJCI大津支部で名義変更を完了させ、10月12日(金)の午前中に蒲郡に向け出航します。


13日、14日の大平洋は少し荒れそうですが・・・
ダメな場合、御前崎か福田港に避難予定だそうです。
到着時間を見計らって迎えに行く予定ですが・・・。

その間にDehlerのモディファイの準備のためパーツを集めておきます!

画像左上はマリノアで上架するFB3。右上は釜山港に入港するルボン26。
画像下は清水港


PS
JCI大津支部を終え、メンテナンスの依頼にレイクビワマリンサービスさんに・・・
ここもやはり台風24号の被害が大きかったのですが、被害から2週間でほぼ元の姿に戻っていました。
素早い復興です。
ただ上架された被害艇を見せてもらいましたが、悲惨そのものでした。

また、我がオフィスのある神戸マリーナは一昨日から復旧作業に入り、被害艇もすべて上架され、桟橋の杭を打ち始めました。

福岡のマリノアは幸いにして被害はありませんでした。


   

  2018年10月6日。
台風25号。


台風24号が過ぎ去ったと思い切りや、またまた25号が襲って来た。

お陰で、福岡から韓国仕向けのヨットがまたまた延期に・・・

ここ最近のスケジュールはお客さん相手ではなく、台風のスケジュールに合せての行動になっています。

玄海灘はすでに風波が強くなっています。


   
  2018年9月30日。
HUNTER320。

 
 
このHUNTER320には少し思い出があります。

福岡からの回航時、マリーナを出たところでエンジンの調子が悪く速度が思うように出ず、引き返すか、どこかに寄港して修理しようか?と考えながらも関門海峡まで12時間も掛けてトロトロと走った思い出があります。

下調べではエンジンの使用時間も200時間以下と少なく、キャビン内部も非常に美しく、レーダー、GPSも完璧で、エンジン点検もそこそこに出航したのが大間違いでした。

しかし、関門海峡の潮流時間にギリギリ間に合い、来島海峡(宮の窪)まで機帆走で10ノット前後でカッとび、宮の窪の潮流も瀬戸大橋も無事スリ抜け、3日めの夕刻近くには明石も何とか通過し新西宮YHに到着できたのです。

もちろんノンストップ。

で・・・エンジンは早速に完全オーバーホールすることに。
その費用、船からのエンジンの脱着、積込みも含めて約40万円強でした。

今でも外観、キャビン内部ともに美しく保たれています 。


   
  2018年9月18日。
ほぼ新艇の2艇。
 
   
 
   
  台風21号の少し前の9月に入ってすぐに「ELAN IMPRESSION 344」の検船に行って驚いたのは建造、輸入後6年も経過しているのにキャビン内部がほとんど?全く?使用された形跡がありません。

トイレはもちろん未使用!。ギャレーも未使用、冷蔵庫も未使用、コンロも未使用でピッカピッカの状態が保たれていました。

ただ、あまり動かされていなかったためハルの色褪せが少し目立っていますが、バフ掛けすれば新艇同様になります。

エンジンも50時間程度の使用時間・・・


そして、もう1艇。

こちらは昨年に建造されたばかりのTAYANA48。

半年前に台南市を出航し、途中沖縄で3ケ月滞在し、そして台風の合間を縫って大阪に到着した。
クルーで同乗していた古くからの知人のクリスからの連絡「オーナーがTAYANAを売却したい」

9月17日にその艇に出かけた。
こちらも全くの新艇状態。
ステンレスはピッカピッカ。

オーナーは台湾の方で台湾、ベトナム、オーストラリアにビジネス拠点を持つ方でした。

クリスを交えた会話は主に英語で、彼らの会話は中国語でその会話の途中に突然英語で私に話し掛けてくるので、頭がかなり混乱した。

そのオーナーになぜもう売るの?との質問に「これは小さい!」「やはり50feetオーバーが必要」との答えが帰ってきた。

今回のクルージング中にゲストバースとクルールーム(2段ベッド)が小さいのが得にダメな原因とのこと・・・

次艇もTAYANAだそうです。

画像上がELAN。下がTAYANA(周りの白い部分はセラミック)




   
  2018年9月14日。
9月13日、台風21号の爪痕。
 
 
台風21号の爪痕は1週間以上経過した後も、まだまだ復旧作業に追われています。

オフィスがある神戸マリーナも西宮マリーナもお隣のPALUPさんも、いわゆる全壊状態です。
また西宮浜の南にあるHARKENさんもCOSMOSさんも大きな被害でした。

西宮近郊をクルマで移動中に、岸壁に打ち上げられたボートやクルマが、まだ手付かず状態で無惨な姿を残しています。

13日、そのHARKENさんの沖を見ると、甲子園浜沖で座礁したバージ船?の引き上げ作業が朝から行われていました。

すべてが悲惨。


   
  2018年9月5日。
8月28日に発生した台風21号は9月5日に徳島、神戸に上陸した。
 
 
台風21号の被害は西宮港にとっては、ここ近年、私の知る限りでは想像以上のものであった。

実際にその現場を見てみると、台風の跡と云うより津波跡の感じで、私のオフィスがある神戸マリーナの桟橋はすべてなくなり、半数近くのボート、ヨット(お隣のJET屋さんも)は桟橋もろとも対岸のテトラポットまで流され、無惨な姿をしていた。

その隣のボートパークはうそのように何ごともなく、数本の枝桟橋だけが水没していた。

その西宮港の一番奥にあるマリーナが見た目、一番の被害で、ここも桟橋の全てが高潮の影響で杭から桟橋が抜け、全艇が桟橋もろとも流されてしまい、とあるボートはその桟橋の杭に乗りかかっていた。

被害のあった明くる朝からは業界仲間からの電話やLINEで各地の情報が寄せられてきたが、神戸港から西の被害は少なく、西宮から東南の大阪、堺、泉佐野などの被害は相当なものとのこと。

また、琵琶湖でも陸上保管艇が倒れたり、水没したと聞いている。

この状況からの復興には半年から1年はかかるのでは?

画像は西宮浜の道路を越えて歩道に鎮座したボート。

   
  2018年8月30日〜9月2日。
8月30日、FLYING DUTCHMAN35 韓国到着!!!

9月2日、ソレイユルボン26 沖縄宜野湾到着。
 
   
 
 
西宮を出航する前から台風の影響でスッタモンダがあった、韓国はYEOSU港に8月30日になんとか到着できました。

途中、対馬沖で海上保安庁さんにレスキューを求め、エンジン系(Vベルト)トラブルを解消し、韓国までの残り100マイルをどうにかこうにか乗切ったとの連絡が入りました。

一方、数個の台風の狭間で避難に避難を重ねながら、「ソレイユルボン(26f)でアルバイトのUクンは9月2日、第一目標の沖縄・宜野湾マリーナに到着したとの連絡。

西宮から高知まではダブルハンズ、そこから宜野湾まではシングルハンド。
途中、宮崎の油津、奄美、伊江島に寄港したとのこと。

その奄美では台湾から出航した例のアメリカ人「クリス」と西宮のSさんも同乗、偶然にも彼らはミートした。

クリスからは8月に日本に向うとの連絡が入ってきたが、彼のFFACEBOOK」で徳之島から奄美に入港する情報を見つけ、同じUクンのFACEBOOKにも奄美に入港とあり。

UクンにそれをLINEで伝えると、すでに出会ったと・・・

そのUクンは、沖縄に5日ほど滞在し、そこから韓国に向うそうです〜

そんな中、私はMY OFFICEの内装工事をメインに、お客さまのヨット見学の同行で西宮から夢の島マリーナ、三浦半島の最南端のシーボニア、清水港の日の出へと強硬スケジュールで回ってきました。

そしてまたまた台風21号がやってきます。

 
 
 
   
  2018年8月27日。
台風、台風
 
 
フライングダッチマン35の出航が台風のため延期に・・・

ロシア船籍にし、尼崎税関へと輸出手続きまでは順調でしたが、20号が直撃したため、前回のこともあったので新西宮YHのビジターバースに避難、過ぎ去った日に「まだ、風と波が残ってるよ〜」のアドバイスを無視し、昼前に出航したのは良かったのですが、その日の夕刻にLINE連絡が入り「新西宮YHに戻って来た」

ポートアイランド沖でリタイア・・・

1日おいて、26日早朝に出航するように伝えた。

その後順調に進んだようで27日の深夜に下関に入港した?

そんな台風の中、もう1艇。

バイトのUクンが、またもや26フィートで単独航海で沖縄に向ったが、19号と20号のダブルパンチで宮崎は油津で避難中とのこと。

今はおそらく奄美くらいには行ってるんでしょうか?

 
   
  2018年8月18日〜19日。
FD35の出航準備とX37
 
 
フライングダッチマン35の出航の準備のため、ようやく準備にかかりました。
そのためウラジオストックからSが来日。
事前に当方が用意した書類にサインをしてもらい、準備完了です。

またまた、韓国からLが家族と共に来日。

なんでもLの御子息が西宮のマリン業者さんに就職をするとのこと。

そんな大騒ぎの中、18日(土)私とロシアンのSのお手伝いで琵琶湖はレイクビワマリンサービスさんにYANMARエンジンの引取りに向い、19日は岡山の牛窓YHにX-YACHTSの検船の同行に出発。

両日ともお盆休みの最後の2日で高速道路は大渋滞・・・

牛窓から自宅まで通常2時間強のところを帰りは5時間15分もかかってしまいました。

ところで、牛窓のXは、建造から10年めで、少しは経年劣化は見られるが、普段見なれているウン10年も経過した船とはあきらかに違っていた。

X-YACHTSと云えば、私がヨット心がついてきた35年前は「X79」や「X99」などがレースに参加しており、スリムな船形で速いと云うイメージがあった。

現在のX-YACHTSたちもその伝統を受け継ぎ、やはり他艇と比較するとスリムで速い感じがあった。

次回はシートライアルする予定。

そのついでに、一昨年に納艇させて頂いたX342を見学させて頂いた。
見る度に、342は見違えるほどにピッカピッカに仕上がっていました。


   

  2018年8月1日〜2日。
ドラゴン搬入と韓国領事館(はじめてのおつかい)
   
 
 
ドラゴンは一日おいて8月1日に横須賀に到着!
その日の午前中にマストが起ちました。

2日は、韓国輸出のための書類準備。

JCIにて旧OWから弊社へ名義変更と返納・廃船届けとモロモロの書類を揃え、韓国領事館に向いました。

韓国領事館は月に何度か行っていますが、いつもは韓国ブローカーのお供で、万一の不備に備えての同行なので気が楽でしたが、今回、ここ10数年で全く初めて独りきりで出かけました(させられました)

韓国のブローカーのYさんから書類を預り、新オーナーからの委任状など一式を窓口に提出し、不備な部分をアドバイスを(日本語で)受けながらも僅か10数分で完了することが出来ました。

船はOKAZAKI FB3。

「う〜ん、これやったら独りでもできるやん!」

韓国への輸出方法も今年から変わり、その方法もYさんに教えられながらすでに2艇めの輸出となりました。


   
  2018年7月30日。
ドラゴンの搬出と台風と
 
 
ドラゴンの搬出準備から1週間後の30日(月)に搬出。

トレーラーごと一気に持ち上げ荷台に・・・
ドラゴンと云えども長さは30feet。

1日おいて8月1日には納艇です。

20日、台風12号の変な動きに惑わされながら、長く居座っているFD35の増し舫だけでは不安なので、バイトのUクンとJMSさんとで沖に2コアンカーを打ってくれ、フネは全くの無傷でした。

西宮はあまり被害はなかったのですが、今年3月に納艇したフネのマストが倒れると云うトラブルが発生したとの連絡。なんとか保険でカバーできそうです。

もうひとつはイメスサスの雨漏り。
台風前にあらゆる箇所をチェックし、トイレの窓とアンカーロッカーからの雨漏りをUクンが発見してくれ、修理完了かと思いきやまだ少しどこからか漏れており、チェーンプレートとガンネル部分にシリコン補修しています。

高圧洗浄機やホースの水を掛けまくってもモレないのですが、大雨になるとどこからかモレて来ます・・・・?
雨漏り箇所を見つけるには時間がかかります〜。

そしてFARR40の撮影も完了。


   
  2018年7月22〜24日。
ドラゴンのマスト倒しと、イメクサスのスライドハッチの修理と・・・
 
   
 
 
ドラゴンの売却先が決まり、陸送のためのマスト倒しに午後から作業。
ドラゴンのセイラーさんと業者さんの4名で一瞬のうちに完了しました。

ハリヤード、シート類と残りの艤装システムがややこっしいので、スマホで撮影し、それぞれに名前をメモに残した。
すっごく難しい!!!!!



その日の午前中にイメクサスのスライドハッチ(ハッチを差し込む部分)のアクリルが割れていたので、強靱なチークで製作しました。

熱さのせいなのか、アクリルが膨張していたように思います・・・・・

24日は、韓国からYさんとワイプ(韓国ではワイフでなくワイプと呼びます)さんが来日。

神戸領事館で待ち合わせ、仮船籍を数分で完了させ、彼らは新幹線で船のある岡山に向いました。

今年に入って、韓国の法律?が改正され、いままでのように、JCIで名義変更、返納届けを出し、韓国領事館で仮船籍を取得して、税関で輸出手続きをすれば、即出航となったのですが、今は韓国の検査を日本で受けてから出航しなければならなくなりました。

その全ての費用に約30万円ほど必要になってしまいました。

画像上、ドラゴンのマストステップ。デッキ下はかなり複雑・・・。
画像下、イメクサスのスライドハッチ。チークに変更。

 
   
  2018年7月14日。
東京と神奈川
 
 
7月に入り、ようやく関西の雨も治まり、業界も復帰しはじめました。

しかし真夏のように暑いです!

ここ最近、偶然にも3件関東方面の仕事があり飛行機ではなく新幹線で移動。

東京、神奈川に向いました。

都内はご挨拶のみで、神奈川は検船に・・・

全く初めて訪れるFボートパークは東京湾とは思えない、かなり奥まった入江にあった。

船(ヨット)は57フィートのスチール船。
建造されてからまだ10年と日は浅く、デッキ、キャビン共に美しい。
しかもフル装備・・・

また、この船はチャーターバージョンで個室が4部屋ありそれぞれにシャワー、トイレが設備されていた。


   

  2018年6月30日。
週に三度の五ケ所湾
   
 
 
29日30日と7月1日の3日間に伊勢・五ケ所湾にある「ネットアール南勢」さんにおじゃました。

伊勢は昨年からなぜか縁があり、ちょくちょくと訪ねているせいか、遠くには感じずクルマなら手軽に行けるようになってしまった。

この「ネットアール南勢」さんのロケーションは抜群!

本当に大自然に囲まれた入江である。
その中には温泉あり、宿泊施設ありと満足の得られるマリーナであった。

都会のマリーナも良いが、自然の中のマリーナも素晴らしい。



そんな合間に、久しぶりのボーティング。

お客さんの希望があってのシートライアル。
西宮の海の色は少々汚れているが・・・

ずっしり、どっしりしたARBIN27の航行性能には驚かされた。

画像上が「ネットアール南勢」。下は西宮沖。


   
  2018年6月25日。
二度めの白石島
 
   
 
 
25日月曜の午前11時にJR笠岡駅で韓国からのお客さまと待ち合わせ。

駅から徒歩で笠岡港の船乗り場へ。

高速艇で15分ほどで白石島に到着。

ヨットが保管された新港へ、暑い中徒歩での移動中、ご夫婦の乗る軽ワゴンから「どこに行く?」と声を掛けられ、便乗させて頂いた。

「ヨットを見に行く」と伝えると「レースに出るの?」

事情を細かく説明すると「なるほどね〜」
「今度、笠岡市長杯があるから、ヨットの人がちょくちょく来てるよ〜」と・・・

ここ白石島は、以前舵杯が行われるなど、また海外からのお客さんも多いので島中の人々はヨットの知識は豊富である。


以前、ここに来たのもアメリカ人の所有艇を見るため。
その時は、北木島までフェリーに乗り、この島に永住しているアメリカ人のボートでピックアップしてもらい白石島へ。

その後、エミーさん宅におじゃました思い出がある。

30分程で検船を終え、再び船乗り場へ。

帰りはクルマと出会わずで汗だくで歩いた。

なんとか商談成立。

今年のはじめ頃に韓国の法律が改正され、今までのように領事館で仮船籍を取得し、税関で輸出申請すれば良かったのですが、プレジャーヨットやボートの輸出入が本船と同じ扱いになり、韓国から船の検査官が来日し安全備品等、船の検査に合格しなければデリバリー出来なくなってしまいました。

このシステムが導入され、多くの船が日本各地のマリーナで立ち往生していると聞いています。

当方でも2艇がストップしています。

PS
画像下。白石島から見える北木島。白く見える建物は「ゆうこうマリン」のロフトとファクトリーです。


   
  2018年6月17日。
IMEXUSの納艇。
 
 
16日には船底塗装、ハルのバフ掛け、エンジン整備と消耗備品の全交換。
新船名を貼り終え下架。

この日は少し風が強かったため機走のみのシートライアルのみにし、17日にセーリング(レクチャー)を楽しみました。

まだ、少しだけマイナートラブルな部分は残っていますが、パーツを発注済み。

やはりこの手のパワーセイラーは、機走時にもウォーターバラストを満杯にしセンターボードを下げて走るのがベストです。


   
  2018年6月13日。
IMEXUSの納艇準備。
 
 
予定していた11日の天候が悪く13日の午前中に艇の移動。

機走で30分ほどで整備場所の神戸マリーナに到着。
その日の夕刻の上架までの間にデッキとキャビン内の整理と洗浄を行い、上架。

14日はハルのバフ掛けと船底洗浄と整備を行いました。

15日中にはエンジン整備と消耗備品の全交換と船底塗装を完了させる予定です。

16日の下架までに新船名を貼付け、艇の取扱い説明とシートライアルと機走とセーリングレクチャーを経て納艇です。


こんな中、韓国からの友人とロシアからの友人が来日しており、その上バイトのUクンも復帰し、更には韓国への納艇のFD35の洗浄とハル磨きやチークデッキのメンテのレクチャーなどなどオフィスはごったがえしています。


14日、当のワタシは、大騒ぎを抜け出し千葉への日帰り出張でした。


   
  2018年6月7日。
ウラジオストック。PART3
 
 
ウラジオストックで整備を終えた「CHITA45」は、6月5日にカムチャッカにデリバリーされました。

カムチャッカでは、チャーターヨットとして第二?第三?の活躍をするそうです。


   
  2018年5月23日。
ウラジオストック。PART2
 
 
ウラジオストックに到着したCHITA45は徐々にレストア作業が進んでいます。

ハル塗装、デッキ張り替え(チークではありませんが・・・)、キャビンクッションの張り替えを終え、その作業風景が送られて来ました。

近年、日本国内での技術者は高年齢化し、全くでは無いがかなりその人数も少なくなってしまっています。

しかし、ロシアンたちのアクションは早く、場所さえあれば直ぐに作業にかかってくれます。

そんなことで、韓国からの修理依頼もあり、来月早々に韓国出張も控えています。

画像はBEFORE・AFTER

   
  2018年5月20日。
ウラジオストック。
 
 
ここはウラジオストックのマリーナ。

先月、FEELING42、CHITA45、BENETEAU36、YAMAHA30S2が揃って無事デリバリーを終えました。

無事と言っても、大したことはありませんが多少の艇のトラブルとイミグレーションのトラブルがあり、一時は福岡入国管理局では大騒ぎになってしまいました。

ロシアンのブローカーが最初にレストアをはじめたのがCHITA45。
見違えるほど美しく仕上がって来ています。

彼らの技術力は素晴らしく、どんなものでもカンタンに、しかもその場で修理し、しかも速い、安い、上手い!!!の三拍子が揃っています。

ウラジオストックでリメイクを終えれば、再びカムチャッカまでの長旅に出ます。

そこで、一旦はチャーター艇として第二の人生(船生)を迎えることになります。

FEELINGは整備後、個人オーナーさんがフィリピンにクルージングに向い、他の2艇はウラジオ近郊でセーリングを楽しむそうです。


   
  2018年5月12日。
空の旅。
 
 
5月9日10日には西福岡マリーナマリノアに保管中のヨットの海外輸出のため空路でFUKへ。

顔なじみになったKIMさんをレンタカーで姪浜駅でピックアップし、マリーナへ移動・・・

しかし、旧オーナーからの書類が待てど暮らせど届かず、今回は諦め、再度トライと言うことで一旦韓国に戻って頂いた。

書類がいろんな諸事情で遅れることはごくたまにあるのですが・・・最悪でした!!!

ここ近年、特に古いヨットやボートのOWさんにこのような傾向が見受けられます〜

自艇に興味が全くなくなってしまったんでしょうね〜

放置艇には要注意です!!!

しかし、ここ十数年の間で、国内のセーラーはかなり高年齢化してしまいました。

ワタシがヨットを始めた頃から顔ぶれが変わっていません。
60才、70才オーバーがほとんど(笑)

先日の「関空レース」に参加していたK大クルージング部の若いパワーが、大昔の古き良き時代の日本のマリン業界を思い出させてくれていました。

話は変わって、画像左下が西福岡マリーナ。右下が西宮浜周辺。
左上が琵琶湖(南湖)。右上が明石海峡と淡路島。

やっぱり、年を重ねてのセーリング(クルージング)は瀬戸内海か琵琶湖に限ります。

風はあったとしても大波の無いのが安全です。


   
  2018年5月3日4日。
2018 関空レースに参加。
 
 
まず、5月3日は関空レースの前哨戦、岬町長杯にエントリー。

予報どおりの強風と波・・・。
高年齢チームにとってはかなりキビシイコンディション。
乗っているのが精一杯でその上ソーセージコース。

しかもクルーは経験者ながらこのレースのために急遽寄せ集めたもの。
28日の微風時にトレーニングは1回したものの岬町長杯は強風・・・。
アウターマークから抜群のスタートを切るが、ウエザーマークのみまでで結果はさんざん・・・でした。


続く4日は予報よりも風が落ち、高齢者でも何とかコントロール出来る範囲。

スタートはIRC艇やAクラス艇団を後目にダントツで前に出た。

岸よりで先行するが、関空橋の手前で次第に後部艇団に追い付かれ追いこされてしまっていた。

第1マークからフィニッシュまでの間に再び挽回し、Bクラスの前艇団とトップ争いのポジションまで来たが、第1マーク回航の順位が悪く、総合でBクラス5位に留まったのみ・・・。

MORE PHYSICAL STRENGTH WITH THE YOUTH. です。


   
  2018年4月25日28日。
淡輪ヨットハーバーにて。
 
 
4月27日、琵琶湖から陸送された31Sは27日の午前9時には淡輪ヨットハーバーに到着。

その場でマストを起て、艤装し、夕刻には完成、下架されました。

28日は残されたパルピット、スタンションとオーナーズチェアを磨き上げ、午後からシートライアルとマストチェック、そしてクルーコンビネーションのトレーニングを約4時間掛けておこないました。

これで、「関空レース」には何とかなるでしょ(笑)

 
   
  2018年4月25日26日。
福岡マリノアと琵琶湖。
 
 
4月25日、大阪空港から早朝の飛行機で福岡へ。

空港でレンタカーを調達し、待ち合わせ場所のHOTELでお客さんをピックアップし、船が保管されたマリノアへ。

40feetのSAILING CRUISERの検船。

釜山からのお客さんである。
とても流暢なNATIVE ENGLISHで話しかけられ焦ってしまいました。

が、しかし、今回の船だけでなく、候補にしている船があと2艇あるとのことで、この日は結論に至りませんでした・・・

そして、もう1艇はつい先日に契約が完了したFB3。

LINEでの問い合わせから数時間で結果が出たので、どちらがついでか解りませんが、納艇の日程を打ち合わせし、その日の夕刻には大阪空港に着陸していました。

そしてそして・・・
先日から納艇のための整備を「LAKE BIWA MARINE SERVICE」さんに依頼していた31Sが完成し、26日の午前中に名義変更を済ませ、荷積みの見学・・・

作業内容は、ハルのバフ掛け、船底整備、船底塗装、ペラクリン塗装、エンジンの消耗備品の全交換。

追加作業としてはメインのストロングトラックの取付とついでにマストトップをLEDに交換。

輸送はいつもの「共和運輸」さん。

明日27日は搬入に立会い、28日はテストセイリングの予定です。

画像左上、ヤマハマリーナ琵琶湖での荷積。
画像右上、ピッカピッカになったハル。
画像中、ストロングトラック取付とLEDライト。
画像下、ヤマハマリーナ琵琶湖からの南湖の風景とマリノアシティマリノアの風景。


   
  2018年4月21日。
CATALINA30のサーベイ。
 
 
4月21日、函館から戻ったあくる日、CATALINA30を購入計画中の方とサーベイヤーさん(アメリカ人)の二人連れが西宮に来られました。

船は西宮ボートパークに保管中ですが、ボトムチェックのついでに2年以上も上架していなかったボトムの洗浄を行いました。

まず、自走不可のためいつもどおり30分ほど掛けて曳航してもらい新西宮YHへ移動 。

13:00から14:00までの1時間で船底に付着した「BARNACLE」を除去(当方、老人と若手女性のため見かねた、購入希望者さんとサーベイヤーのSCOTTさんにも手伝って頂き、その後、念入りなサーベイを行ってもらいました。

まずはキール部分からスタートしたのですが、「BULKHEAD」の下部付近に「CRACK?」「INN JULIE?」が1mほどに渡って2本が発見された。

SCOTTさんが発する「BULKHEAD」発音が聞き取れず3度めの「PARDON」と「SORRY」で「バルクヘッド」と理解できました。結局、このキズは「NO BIG DEAL」との判断でしたが・・・

シャフト、カットレスベアリングにも問題はなく、納艇の時はジンクを交換する必要があるね・・・でボトムチェックを終えました。

下架後、デッキ上とインターナルのサーベイの不都合はトイレ内部の「ROOF LEAK」くらいが問題ありで完了。

その隣ではロシア・ウラジオストック船籍の美しい「TAYANA」多分55フィート?が下架され、燃料補給桟橋に係留されました。

ここ最近、ロシアからの来日が気になります。

下記画像もロシア人オーナーによって建造されたスーパーヨット。先日の関西ボートショーの期間中の沖に停泊し、その後福岡マリノアにも寄港していました。DESIGNERはあのPHILIPPE STARCK氏。全長119m。

 
 
 
   
  2018年4月19日と20日。
2度めの函館。
 
 
4月19日、20日の2日間で2度め函館(緑の島マリーナ)に・・・
函館も春の兆しでシャツ1枚でも過ごせるほどの暖かさ。

売却艇をじっくり見させて頂いた後に案内されたのは、函館湾が一望できる、とあるカフェ。
ここは、映画「星に願いを」や「GRAY」のプロモーションビデオにも登場した「モーリエ」
外人墓地の中にある。

ヨットオーナーが所有するカフェでもある。

その日の夕刻、前回は登れなかった函館山へ。
ミシュラン3つ星の風景を堪能した。

その夜は海辺ではなく白樺に囲まれた大沼の山中のホテルに宿泊した。

画像上、函館の夜景。緑の島。
画像下、モーリエ。


   
  2018年4月18日。
TEAM RUSSIAN 韓国のウルルン島に寄港。
 
   
 
 
TEAM RUSSIANのご一行様たちは、結局、博多湾をバラバラに出航し、最後に一緒に出航した3艇は、いつもの寄港地の韓国・ウルルン島でひと休みし、ウラジオストックに向っています。

先発の2艇のボートは昨夜のうちにウラジオストックへ。

ここからカムチャッカへは、自走ではなく貨物船に積込むそうです。

CHITA45は回航中スピンネーカーを揚げていますね。

博多を出てから波も穏やかでみなさんの健康状態も良好との連絡が、昨夜入ってきました。


   
  2018年4月17日。
TEAM RUSSIAN 出航しました。
 
 
TEAM RUSSIANのご一行様が来日してから約2週間。
西宮から始まって、宇野、松山、博多と合計6艇、総人数30名は、昨日に2艇。
17日深夜に1艇、17日09:30に残りの3艇がようやく出航しました(してくれました)

出港時にTEAM CAPTAIN からのFACE BOOKを使った電話(英語)でTHANK YOUと・・・

また、FACE BOOKでは、

Япония! До встречи! Мои друзья в Японии − до
свидания! Наше приключение входит в новую
фазу, наш ждет другой берег, и много моря!

意味は不明ですが・・・

とにかくヤレヤレですが、まだまだ何か起こりそうです(笑)

次の帰港地は韓国の「ILLEUNGDO」で一時停泊しウラジオストックへ。

彼らが、船団を組むワケのひとつに、北朝鮮にだ捕されるのを恐れているそうです。
昨年もウラジオストックから韓国に向う途中のヨットが捕まったとのこと。
日本海には、北の漁船が数百隻も漁をしているそうです。

画像はCHITA45。

   
  2018年4月14日。
CC30の納艇整備とFLYING DUTCHMANの修理。
 
 
木場ヨットハーバーはこの日も強風!!!

と、言うのは一週間前に予定していた上架が強風のため不可能となり延期・・・

今回もダメになる可能性を大いに秘めながら、網干から木場まで船(CC30)を旧オーナーと新オーナーのお二人で回航して頂いた。

正午少し前、横殴りの風が急に落ちはじめ、今なら上架可能との判断で規定ギリギリで上架して頂いた。

船底は昨年末に行われていたのもあって、フジツボの付着は全くなく、高圧洗浄のみと、少しハガレた部分のタッチアップのみで完了した。

上架中に旧船名をハガし、新船名の貼り替えとエンジンオイルと消耗備品一式の交換を終えた。

しかし、またまた風が上がりはじめ、今度は下架作業を急ぐことに・・・

桟橋に舫ったヨットは、ブローが入るたびに大きくヒールし、デッキ洗浄も完璧に行えずじまい。

しかし、まぁなんとか夕刻の5時の閉館時間までにはカタチが整いました。

この後、旧オーナーと新オーナーのお二人は、そのまま船中泊され、あくる早朝に新しいホームポートまで回航されたそうです。

ここ近年、弊社取扱い艇で新旧オーナーが揃われ、艇での宿泊されることは全くありませんが、今回は非常に珍しい光景でした。

大昔のKAZI誌の「キャビンよもや話し」のようでした。

画像下は、台湾TA=SHING建造のFLYING DUTCHMANのハルが昨年の台風で壊れたため修理。
ハルのモール部分が完成しました。左画像がアフター、右画像がビフォア。

追伸
その後のロシアンたちは、16日早朝にHYUNDAIとYAMAHA55は、他のセーリングクルーザーを博多湾に残し2艇だけで出航しました。

仲間割れ???


   
  2018年4月13日。
その後のTEAM RUSSIAN・・・博多港着、PART2。
 
 
4月10日、ロシア艇団を追って、まずは佐賀県伊万里税関へ直行!

ここには、購入してから1年もの間手付かずで半放置されていたYAMAHA55のダイビングボート。

今回の依頼されたのは、このボートの輸出手続き依頼。
今回のロシア艇団の内の1艇。

おそらく、誰をもって来ても輸出することが不可能だったための依頼と知ったのは、初日に伊万里税関に出向いてからのことでした(笑)

まず、契約書がない、領収書がない、その上、INVOICEと送金の金額が異なっているとのことで、輸出申請は受理されず・・・

再度、契約書からすべての必要書類を作成しなおすことから始まった。

まずは購入者に書類一式の再度の作成を依頼し、あくる日の午後には完成!、再度の輸出申請を完了させた。

予定が1日以上延びてしまったが、残りのロシアンの待つ博多港へ・・・

合計5艇の一時係留された場所がマリノアに1艇、小戸ヨットハーバーに2艇、海の中道マリーナに2艇、と博多湾を一周するカタチで係留されていたので移動が大変でした。

12日朝に、5艇のCAPTAINを博多税関に集め出国手続きとなったが、CAPTAIN以外にもCREWまでも参加し、ロビーはまるで保育園の教室のようになっていた。

ひとりづつ順番に書類を作成し、2時間ほどかけて申請を終了・・・

続いてIMMGRATIONへ。
更にCOAST GUARDへ・・・

さらにさらに、VISAの期限が迫った2人をつれて再びIMMGRATIONへ・・・

そこに西宮から遅れて到着したもう1艇を小戸に入港させ、合計6艇になってしまった。

出航は天候の回復を待って16日の午前中に博多港を出ていくようです。

画像は瀬戸内を航行するCHITA45。
右上、伊万里税関。
右中、伊万里・釘島と一番奥まった港の灯台?
右下、CHITAとFEELINGのCREWの一部。
左中、小戸ヨットハーバーのビジターバースのCHITAとFEELING。
左下、海の中道マリーナ。

 
  2018年4月9日。
その後のTEAM RUSSIANとIMEXUS27。
 
 
西宮を出航したHYUNDAI49とCHITA45とFEELING42の3艇は、「宇野港・海の駅」そして松山「ほりえ海の駅」でY30S2と合流し、一昨日出航。

本日、福岡に到着したが、予定していたマリノアのビジターバースは満杯で、ヨットの3艇は隣の小戸に入港させ、ボートは対岸の「海の中道」に係留場所を見つけることが出来た。

そして、ワタシは伊万里にあるYAMAHA55の輸出手続に行き、福岡の4艇の出国手続きをサポートしなければ・・・

かなり面倒な今回のTEAM RUSSIAたちです。


彼らの回航中の合間を見つけて、こっちは本来の艇の販売業務を再開!!!


8日朝には北港マリーナにあるIMEXUS27の見学立会いと午後から琵琶湖のYAMAHA31Sの商談と納艇スケジュールと追加艤装のミーティングに琵琶湖へ・・・

IMEXUSを初めて見たお客さまにパワーセーラーの説明をじっくりさせて頂きました。

当方、これまでに「McGregor26」「HUTER27EGE」「ODIN NOVA」そしてこの「IMEXUS27」を扱わせて頂いた実績がありますので(笑)

移動距離の時間短縮を重視するならパワーセイラーがオススメ。
のんびりゆったりのクルージングなら通常のセイルヨット。

どちらも一長一短がありますが、どちらも27フィートクラスならキャビン居住性にはさほど変わりはありません。

画像は「IMEXUS27」のコックピット。
どちらかと言えばモーターボート寄りでしょうか?
オートパイロットも装備していますが、ヨット用ではなくボート用のオーパイです。
セーリングにも使用可能です。


   
  2018年4月1日、2日、3日。
チームロシアがやって来た!。
 
 
3月末からロシアンチームがバラバラの来日。

まずはPETERSONのクルーが保管場所の浜寺ボートさんへ・・・

次にHYUNDAIのご一行様たちが来日し、早々にボートチェックに取りかかられた。

当方もメカニックの手をかりて、来日前までにすべてを確認修理をしたつもりだったが、レーダーが動かない、コンロが点火しない、燃料タンクが詰っている!!!
更には、壁にあった「絵画」がない!食器がなくなっている!との苦情!

まぁ、苦情はすべてロシア語なのでこちらにはその真意は伝わりませんが、通訳のセルゲイはかなり困っていました(笑)。

その夜、浜寺ボートに集合していた、もう1艇のFEELING(横浜からの回航艇)のオーナーも加えてピーターソンのキャビンで航海と税関手続きのためのミーティング。

最近はKOREANやRUSSIANの大勢の中にいても疲れることは疲れますが、もうすっかり慣れてしまいました(笑)。

問題の多かったHYUNDAIのマダム(新オーナー)のご意向の全てのトラブルは「絵画」も含めて2日中には全て解決することが出来、税関の都合上と当方の便宜上、浜寺ボートにあったPとFを新西YHに招待し、出航前の給油等を3艇ともに満タンにし、その合計金額は30万円をオーバーていました。

HYUNDAI 、PETERSON、FEELINGの3艇の税関手続きは2日の午前中には完璧に終わり、出航を待つのみ。

出航は予定どおり3日の06:00なのと、下関での出国手続きを行うため再会するので、お見送りはパス(無視)しました。

次のRUSSIANは来週はじめに伊万里港で「YAMAHA 55」のフィッシングタイプのボートの輸出手続きを行い、西宮から出た3艇と松山から出航させる「YAMAHA30S2」を加え、合計5艇を下関に集合させて一度に出国手続きを行う予定です。

さらに手続きが遅れている西宮のもう1艇もこの5艇に合流する予定です。


画像上はPETERSONのキャビン内でのミーティング中とHYUNDAIのオーナーのご主人(操船はパーフェクト)
画像中は給油を終えビジターバースに戻る風景(セルゲイです)とロシアでは超有名セーラーのレさん(どうしても名前が聞き取れませんでしたのでレさんと呼ばせてもらいました)
画像下はリメイクを終えたHYUNDAI(船名も完璧です)総合計6艇が目指す下関。


   

  2018年3月29日と30日
久々の即決といつものBALIへ。
   
 
 
3月29日、CC30の検船。
即決で購入を決めて頂きました。

一見して、その場で決定して頂くのは、年に一度あるかないかの出来事です 。

今回は国内への納艇です。


ちなみに、韓国は毎回即決です!

そのあくる日には、ボトム確認とエンジンメンテナンスと納艇の日程を整えました。
4月上旬には納艇です。

そしてあくる日の30日は「BALI40」のある岡山県宇野港に強引に押し掛け、じっくり見学させて頂きました。



   
  2018年3月26日
HYUNDAI 49の納艇準備中。
 
 
3月26日、HYUNDAI 49をロシア仕向けのため、先日から約3000マイルの長距離デリバリーのための整備をおこなっています。

この日は保管場所でもある新西YHで上架しボトムチェックと洗浄を行った。

ポンツーンから上架場所までは船底が汚れているため自由が効かず、念には念を入れてレスキューボートを準備した。

なんとか問題なしで上架完了。約2時間30分の作業でした。

当日は初夏を感じさせる気候、ヤードにもレストランにも人が多く見られ、ようやくシーズン開幕と言ったところです!

本日からロシアンが次々と来日してきます。

今回はトータルで6艇をウラジオストックとカムチャッカに自走して持ち帰ります。

その内、セーリングクルーザー4艇、ボート2艇を、横浜、大阪、兵庫、松山、伊万里の船たちを下関で集合させ出国する予定。


 
   
  2018年3月24日
WESTERLY 35 RIVIERA、24日10:00牛窓YH着岸。
 
 
3月24日、午前6時に出航しましたWESTEARYはフラットな海面を2000rpmで速力6ノットで快調に進みつづけ、日の岬から鳴門海峡を抜け24日22:00に牛窓YHに到着しました。

さずが、ボトムとペラを洗浄したのとエンジン整備のお陰で、スイスイと問題もなく少し長過ぎた伊勢から牛窓への200数十マイルは結局、避難した日も合せちょうど6日間で到着しました。

本来ならホームポートのレジーアマリーナに入港すれば良いのですが、レジーア沖には無数の牡蠣イカダがあり、危険回避のために牛窓に入港したとのことです。

その夜の内に新オーナーに引渡しを完了し、25日には新オーナー自らレジーアに回航されるそうです。

Sからの報告でした。

画像(左上、右上)田辺沖の朝日と航海図。
画像(左下)日の岬と鳴門海峡。

 
   
  2018年3月20日〜24日
WESTERLY 35 RIVIERA、航行中トラブル・・・紀伊田辺港
 
 
3月24日、午前6時にようやく紀伊田辺港を出航しました。

18日14:30に伊勢・鵜方マリーナを出航したのですが、ボトムとペラの汚れもあってか、速力4ノット以下・・・。
潮岬を回ったところで「このままじゃったら風も波の条件も悪いのでこれ以上は北にはイケン」と言うSからの連絡が入った。

「じゃ、シータイガーにでも入る?」と一旦はシータイガーに入ったが、結局はヨットは上架が出来ずで、近くの港でダイバーを雇って潜ってもらう事にした。

海上の風は10mから15mとちょっとキツめ。

避難も兼ねて、エンジンの息つきも解消するためにBJPからスーパーメカニックを派遣することにした。

21日はヤンマーさんが休日のため部品調達が出来ず、22日にYANMAR 4JH2E用パーツを手配し、23日の午前中にダイバーとメカニックを現地に派遣した。

エンジン不調は燃料系が原因、燃料タンクのサビが浮遊しフィルターが詰ってしまうトラブル。
その燃料フィルターもサビサビだった様子!

中古艇には毎度のように起こりうる問題点です。

そしてそして、長かった田辺の船中泊は結局4日、その間Sは地元の風呂屋さんガソリンスタンドさんにはいろいろ親切にしてもらったそうで、紀伊田辺の港街を満喫していたようです。

24日06:00、その田辺港を出航、鳴門海峡を経て岡山に向っています(もちろんシングルハンド)。
セイルもアップしています。

画像はWESTERYとサービスカーの2ショットと夕日。
燃料フィルターなどオーバーホール、パーツ交換。

そしてもう1艇。
対馬で天候の回復を待っていたCOLUMBIA36は23日17:24にTONGYOUNG港に着岸したとの連絡がKAKAO TAIKに入ってきました。

   
  2018年3月18日〜19日
WESTERLY 35 RIVIERAの引取り、納艇の回航中・・・
 
 
3月18日、今回は国内から国内への納艇です。

伊勢志摩・鵜方に係留されていたWESTERLY 35 RIVIERAを岡山・虫明まで回航することに・・・

まず、大阪からクルマで片道200kmあまりの約2時間30分。

途中、燃料の予備タンクと燃料を購入と食料品の買い出しを終えて、WESTERLYへ。

この日は、少し汗ばむくらいの暖かさ、舫いを解きSさんを見送った。

出航は14:30、その10分後には「キャビンのステアリングとコックピットのステアリングの切る換え方がワカラン?」の連絡が入るが、こっちもワカラン!、多分キャビン側のステアリングの下あたりトちゃう???」で答えておいた。

まぁ、こんな感じでいつもやってます〜

またまたその上、ガスコロを持参しボンベも買い揃えていたのですが、着火ライターを購入するのを忘れてしまい、水とパンだけの航行となってしまった(アッチャー)

そして英虞湾を抜けフジツボが付着したボトムでは3.5〜4ノットしかスピードは上がらずじまいで、スロットルをあげるとイキつきもあり、少し時間をオーバーして潮岬を夜明けと共に回り、その夕刻に田辺に入港、燃料補給も兼ねてイキツケの修理屋さんに行っているとの報告が入りました。

その上、10m以上の強風と言うこともあり2〜3日の間田辺に留まることとなった。

そして、もうひとつは、COLUMBIA36こちらも強風のため対馬で待機しています。

画像は鵜方を出航するWESTEARY。伊勢志摩名物「てこね寿司」と潮岬の夕日。

 
   
  2018年3月13日〜14日
COLUMBIA36の納艇とイロイロ・・・
 
 
3月13日、スケジュール変更に変更に変更を重ねたあげく、最後はデリバリーする人間までを変更して、ようやく13日(火)に最後にその変更されたデリバリーマンと大阪韓国領事館で出会えることが出来た。

その彼とは実に5年ぶりの再開。

挨拶もせず、直ぐに受け付け窓口に行くように促した。

出会えたと云っても、約束は午前中だったが結局は受け付け締めきり時間の10分前。

待たされること5時間・・・しかし、しかし、その彼は強引に領事館員に頼み込み、締めきり時間をとっくに回った17時30分に韓国の仮船籍を取得した。

今回の納艇するヨットは、検査証書上1979年モデルの「YAMAHA36」となっているが、当時のヤマハの担当者さんに聞けば、やはりヤマハが輸入販売したモデルとのことらしい・・・

私の認識でもやはり「YAMAHA-36」ではなく米国製「COLUMBIA-36」と思う。

建造当時の資料を見れば搭載エンジンは「FORD ATOMIC4」となっているからしても、やはりUSメイド!!!!???

その「COLUMBIA36」の納艇だが、船底の状態がよくなく自力航行はムリと判断し、30分以上を掛けて曳航してもらい上架する新西宮YHの作業桟橋に着岸した(してもらった)

予想どおり、ボトムとスクリューにはフジツボ(バーナクル)が大量に付着していたことは云うまでもない・・・

この日は、08:30に尼崎税関で輸出許可書の申請を終え、FEELING850に修理を終えたGPSを放り込み、11:00の税関さんの立ち入り検査を待っている間にエンジンと他の不具合を整備した(してもらった)

11:30には検査を終え曳航の準備・・・・・・・

ボトム作業が完了し、残された整備の間に、彼とワタシは再び輸出許可書と出国手続きのために向い、その帰りにはいつものショッピングのアテンド。

その間に彼は「ゆうこうマリン」にジブファーラーとセイルのオーダーに・・・

ちなみに、韓国でも「ゆうこうマリン」と「コリン」は有名だそうです。

もちろんここ近年、国内でも「ゆうこうマリン」と「コリン」の名前は必ずと言ってイイほど話題になります。

PS-1
先日、FEELING850に搭載のHONDEX製GPSが不調になり(スイッチを入れても稼動せず、モニターも白くなったまま、そしてOFFにならず)だったので、「本多電子(株)」さんに修理を依頼、数日で戻って来ました。

そして同封された書類を見ると「0 円」。
修理内容は「LCD基盤のチップ部品不良」
本多電子さんの神対応でした。(画像は梱包され戻って来たHONDEX)

もうひとつの神対応はFLYING DUCHMANに装備の「葵ソニック製GPSプロッターSVC-80」
こちらは、韓国仕向けのための「非該当証明」の発行依頼に、東京ボートショー出展のため遅れるとマズいとのことで「費用は後で良いから証明書を先に送る」との神対応・・・

両社さんには感謝です!!!

PS-2
新西宮YHでの上架の合間のランチ後に「NORTH SAIL」のショップで見た事のないトートバックを発見!!!
ブランド名は「WINCH」重そうなネーミングだが、初物喰いのワタシは即決購入!

なんでも西宮在住の方がハンドメイドで製作されているとのこと。


   
  2018年3月9日〜11日
JAPAN INTERNATIONAL BOAT SHOW。
 
 
3月9日、大阪空港から羽田へ。そして横浜へ移動し、TEAM KOREAの5名の面々と待ち合わせ場所の東横INNへ。

9日はボートショー会場に行く時間がなく、そのまま中華街へ観光と食事に出かけた。

あくる日、会場のベイサイドマリーナに到着すると、まっ先にお目当ての「BALI40」と「LAGOON42」へ直行・・・

チャーターバージョンの「BALI40」と比較すると展示されたオーナーバージョンはやはり豪華!

続いて「LAGOON42」へ。アコモデーションは「BALI」も「LAGOON」もさほど変わりはないが、今後、この2艇の選択を考えればかなり迷うところだ。

が、しかし見学した後も通訳さんがあまり船のことが理解出来ないのか、購入する気があるのか???ないのか???

理解できないまま、他のボートもヨットも見ないまま陸上会場のパシフィコ横浜までシャトルバスで移動した。その間、遠い・・・と感じながらも約20分から30分・・・

ベイサイドでもパシフィコでも数人の知人に出会えたが、なにせTEAM KOREAの足並みは速く自分勝手に突き進んで行くので、こっちはボートやヨットを見る時間もなく、ただ彼らの後を追いかけていた。

パシフィコを一周したのち、再度ベイサイドへ移動。

こんどはシャトルボート(1000円有料)で再びベイサイド会場へ・・・

お気に入りのハズの「BALI」を見るのかと思いきや、5名はアウトレットモールへ駆け出したまま終了時間を過ぎても「BALI」には戻ってこなかった。

その御買い物の間、少し自由な時間を楽しませて頂いた。

陸、海の展示で目を引いたのは、カタマランの2艇とやはりダントツの「CNB76」。
この艇のマストは陸からでも海からでも目立っていた。

パシフィコでは「LEXUS」とYANMARの「SUSPENSION BOAT」このボートの前ではTEAM KOREAも立ち止まって見とれていた。

晴海会場以来の20数年ぶりの東京(横浜)ボートショーだったが、やはり関西(西宮)と比較すると来場者の多さと展示艇の数と展示艇の大きさの違いをまざまざと感じてしまった。

PS 大昔の晴海のボートショーは本当にスケールが大きかったんですよ〜

   
  2018年3月2日
姫路・木場ヨットハーバーから蒲郡へ。
 
 
姫路・木場ヨットハーバーから蒲郡へ(左、木場ヨットハーバー・右、蒲郡ラグナマリーナ)

2018年3月2日

3月1日。姫路・木場ヨットハーバーから蒲郡へ陸送の予定だったJOYRAC26は、台風なみの超ド強風でハーバーのクレーンも使用不可能な状態。

それもそのハズで、しゃがんでいないと人間も桟橋に立つ事が出来ず、防波堤を越えた波飛沫と共に横殴りの風・・・当然、船も大きくヒールしていた。

風予報を見てもこの日、一日中強風とのことで今日は諦め2日の午後からの上架になった。

トラックの予定や蒲郡での受けのスケジュール変更を日程を調整して頂き、1日遅らせての納艇となった。

明けて2日は晴天だったが、まだハーバー内には強い風が残っていたが少しムリをしてマスト外しをしてから船体の上架となった。

午後4侍にはいつもの共和運輸さんのトラックに積込みが完了。


3日の午前9時には蒲郡着。

蒲郡では荷下しからマスト起てまでの作業はファストネットさんにお願いをした。

午前10時過ぎにはマスト起て完了!

 
   
  2018年2月28日
KE MARINE
 
   
 



KOJIMA ENGINEERING(KE MARINE)から見る琵琶湖大橋。
RACE BOATとFORMULA 1(KE007)

http://www.ke-racing.com/index.html


2018年2月28日


西宮の知人から突然のお声掛かりで、琵琶湖のKEさんにおじゃますることに・・・。

突然でしたが、やはりどうしても行きたくなってしまい二つ返事で同行させてもらいました。

ワタシに取っては何と云っても「KOJIMA ENGINEERING」あの「KE」なのです!

もうウン十年前にモータースポーツの若き時代に大変お世話になった「神」的存在です。

帰り際に、大昔話を少しさせて頂きましたが、やはり「神」そのものでした。

ちなみに「KE」と云えば、代表の小島氏はその昔は2輪レースで活躍され、その後SUZUKIエンジンのチューンナップ、さらにフォーミュラカー、そしてF1参戦(KE007・KE009)をされた後に、現在の「KE MARINE」「KE RACING」としてパワーボートレースをはじめプレジャーボートなどマリン全般の業務を行われています。

28日もパワーボートのレース開催について話されておられました。

約1時間近くはドキドキの緊張モノでした(笑)

 
   
  2018年2月22日
TASWELL43の輸出。
 
 
画像は平晶オリンピックのマスコット「バンダビ(左)とスホラン(右)/宇野税関支署
出航するTEAM KOREA(TASWELL43)/虫明港の牡蠣イカダの間を抜ける(夜はムリ)。


そして、またまたの岡山。

2月21日(水)10数年来の僚友、韓国のLEEさんと新オーナーと共に韓国神戸領事館で待ち合わせ、僅か1時間程で仮船籍を取得した。

その領事館のカウンターには「平晶オリンピック」のマスコット人形が・・・
我々以外の来館者のみんなにも人気があり、LEEさんが購入交渉するが売り物ではなく残念した。

いつもの事だが、仮船籍を取得すると次に言い出すのは「今日、出航出来るか?」と慌て出す始末。

「税関で輸出申請と出国申請をしないと・・・」

「あっ、そうか・・・」と、LEEとワタシはこんなやり取りを10数年続けている。
いつもいつものアワテモノぶりです。

神戸から税関のある岡山の宇野港へ、片道220km程の道程の山陽自動車道のほとんどを購入されたヨットの話ではなくオリンピックの話題に。

冬季は韓国でも得に目立った有名選手はいないらしく、やはり「キム・ヨナ選手」と「浅田真央選手」の話題になってしまう。韓国でも「浅田真央選手」は大人気である。

税関の閉館1時間前には宇野に到着、提出書類のすべてをクリアし、船への立ち入り検査は22日の午前10時にしてもえた。

その日は岡山のS氏のアレンジメントで岡山市内のホテルに宿泊することが出来た。

そのホテルのオーナーも某大学OBのセイラーでA級ディンギーで全国制覇をしたことがある。
ここ近年はクルージングを楽しんでおられるそうだ。
話す機会があり、共通の知人も多く話題に事欠かなかった。

翌朝には食料品などの買い出しを終え、9時過ぎには船のあるレジーアマリーナへ。

税関検査も難なく終え、輸出許可証を受け取りに再度宇野税関へ・・・往復2時間・・・。

彼らは、午後2時前には「TONG YOUNG」に向け韓国旗「太極旗(デグッキ)」を掲げ、笑顔で出航した。

船が見えなくなるまで見送ってしまいました。

「ヤレヤレ・・・でした。次の納艇は日本国内に陸送です!」

 
   
  2018年2月18日
オートパイロット。
 
 
今年、数度めの岡山。

18日(日)今週に納艇するTASWELLの最終チェックと結局大イベントになってしまったオートパイロットの不調・・・

前回、COSMOS MARINE(SAILRUN)のOさんに不具合箇所を見てもらった結果、コンピュータそのものがダメと云う事が解り、Raymarine(香港)からお取り寄せしてもらい、この日ダメになったコンピュータと付属部品をすべて交換してもらった。

取り付けがほぼ完了したところで、ちょっと沖までいつものS氏の操船でキャリブレーションに出かけた。

いろいろ取扱い説明を受けるが・・・こちらは「へぇ〜ズゴイ!」を繰返すだけで最新モデルのRaymarine製Autopilotの性能の凄ざに聞き入っていた。

理解できたのは、あらかじめボートスピードを設定しておくと舵切り角度を自動調整してくれるらしく、舵が重い軽いに関わらず、こちらも徐々に自動的に調整してくれるとのこと・・・

「いわゆるAIやん〜」

さらにさらに、言語表示は英語はもちろん日本語、そして韓国(ハングル)でも表示される。

しかし、オートパイロットの修理出費はちょっとイタイですが・・・契約条件だったもので・・・

 
   

  2018年2月11日
40feet カタマランヨット「BALI40」見学。
 
2月8日。レジーアマリーナの後、牛窓ヨットハーバーで新艇シェイクダウンチェックのため係留中の「BALI40」を見学させてもらいました。

この艇は、ウインクレル株式会社から輸入販売しているうちの1艇。

現在、この1艇と3月に開催される東京ボートショーに出展されるデモ艇の2艇のみ。

個室は合計4部屋でそれぞれがダブルベッドとトイレ、シャワーが完備されており、4組のカップルの宿泊が可能となる。

また、メインサロンにはLIEBHERR製のウン十万円もするワインセラー付の冷蔵庫が・・・。

そして、キャビン後部とアフトデッキ間のドア部分がフルオープンになるのがこの艇の魅力のひとつでもある。

さらにRaymarine製の計器は最新モデルが搭載されWifiでタブレットやTVに接続できるのも魅力。


実はこの艇、今年春から「SETO YACHT CHARTER」の専用艇として就航する。

 
   
  2018年2月8日
海、凍る。
 
 
瀬戸内のレジーアマリーナが凍っていました。

午前10時ですが、一番奥まったポンツーンの周辺の海が一面に凍りつき、かなり珍しい光景に出会えました。

数年前、スケールこそ違え、デュッセルドルフからアウトバーンを経てデンマークの国境近くのフレンスブルグ近くのマリーナで海が凍っているのを見た時以来の出来事でした。

このレジーアマリーナは元々は塩田の跡地を利用したもので、入江の奥はかなり淡水が混ざっていることが凍った原因なのでしょう。

この日は、TASWELL43の納艇前の整備で、通常のメンテナンスに加え、海水ポンプの交換、オイル漏れの修理をマリンワークス アキさんに依頼。

さらには、動かなくなったオートパイロットの修理にRaymarineに精通したSAILRUNの大田さんに遠路をご足労頂いた。

結果はコンピュータそのものがイカれており新品に交換することに・・・

毎度毎度のことですが、問題を抱えた船の多いことには閉口させられます。



 
   
  2018年2月5日
ロシア・カムチャッカからの来日。
 
 
1月30日、ウラジオストックから来日した、すっかり仲良くなってしまった友人と和食のランチ。
和食そのものはあまり気にいってはいなかったようだが・・・(画像左)

今後の船の輸出やチャーターヨット(ボート)に関しての課題をミーティングした。

ちなみにミーティングはすべて日本語!!!

ずいぶん以前からロシアのバイヤーたちは船外機や古いヨットを購入していたが、昨年あたりからその数が確実に増えて来ている。

ついこの前までは、韓国への輸出が主流だったが、韓国の富裕層はヨーロッパやアメリカのヨットやボートを好んで購入している傾向にあり、現に友人のブローカーから毎週のように海外から船の情報が送られてくる。

画像(右)は一昨日カムチャッカからサロンクルーザー購入のために来日したご夫婦。

しかし、通訳なし、日本語ダメ、英語もダメで全く無言とカンタン過ぎる英語と翻訳アプリを交えながら、契約を交わすことに成功した。

契約完了後にマトリョーシカ人形とカムチャッカ産のタラとサーモンの薫製、チョコレートを頂いた。

お返しに観光案内と食事に誘ったが、それを伝えるだけで一苦労・・・

とにかく言葉が全く通じないので、観光案内も食事もご一緒することが出来なかったのは残念。

ただ「HOTEL」だけは通じたので、宿泊先のHOTELまで送り届けることが出来た。

 
   
  2018年2月2日
TOMODEVI
 
 
TOMODEVIさんに行って来ました。

先日、1月の終わり頃ロシア人の友人と夕食まで少し時間があったので、以前から仲間内で話題になっていた西宮市内にある「マリンショップ?」「TOMODEVI」さんに行って来ました。

マリンショップと云ってもマリン用品を販売しているのではなく、マリンテイストのアクセサリーが主な商品アイテム。

例えば、セイルクロスで作られた蝶ネクタイ、ブレスレット、アンクレット、キーホルダー、ネックレスなどなど・・・

ロシアンとワタシはショップにあるバーカウンターでコーヒーとハチミツ何とか?を堪能した。

ショップオーナーは当然セイラー。

 
   
  2018年1月27日
ビッグトラブル
 
 
スクリュー(ペラ)折れてしまってました。

先日、韓国から送られてきた画像。

東京湾の出航前から何かと問題のあった50フィートのモータークルーザーは、仁尾マリーナから漁船に曳航され続け下関で通関を終え、何とかこうにかトータル26日を掛け、韓国はTONG YOUNGで上架された。

やはりやはり、片方のスクリューはオンザロックのため5枚あるうちの1枚は根元からカケ落ちてしまっており、これでは航行不能のハズ・・・

もちろん左右共ペラ、シャフトも曲っていることは云うまでもない。

その修理代金は韓国で400万円も見積りが出ているそうだ。

日本国内だと、その1.5倍から2倍の修理代金が必要かも???

 
   
  2018年1月21日
初めての鵜方。
 
 
瀬戸内、境港、網干、鵜方。

今年初めから岡山県は瀬戸内市のレジーアマリーナに2度。

次は鳥取県境港マリーナへ2回。
さらに三重県鵜方マリーナへ。

レジーアマリーナは年末からのTASWELL43の契約などなど・・・

境港マリーナはGIBSEA344の整備と商談。

鵜方マリーナはWESTERY35の検船。

明日から数日間は地元西宮でロシアンブローカーとサロンクルーザー輸出のためにミーティング予定。

画像は鵜方マリーナから見る、英虞湾、熊野灘に通ずる。

 
   
  2018年1月11日
商談成立。
 
 
1月2日と7日にTASWELL43のメンテナンスにレジーアマリーナへ(岡山)。

10日には韓国から若いお客さんを連れて、いつものLEEがやって来ました。

細部に渡って細かいチェックをした後、OKのサイン!

正月から手を掛けたかいがありました。

決まったところでシートライアルに出かけましたが、やっぱり冬の海の風は冷たかったですね〜

PS
昨年末、千葉から出航した50フィートのサロンクルーザーは、結局のところ下関には行かず(行けず)
仁尾マリーナに一時寄港、トラブルの回避が出来ず、今だ四国に滞在中・・・


   
  2018年1月3日
年初め・・・。
 
 
今年のスタートは1月2日から。

岡山に保管中のTASWELL43のメンテナンスからの事始め!

10日に来日する友人の韓国ブローカーのLEE氏のため。

高圧洗浄でデッキの汚れを洗い落とし、ガンネルとコックピットはサンディングした。

朝10:00から二人掛かりで作業をするが全てが完了せずに、次回持ち越し・・・

7日か8日に再トライすることに。

まぁ、多少は蘇ったが、まだまだ・・・

やはり43フィートは少々大きいと感じる。

ジャケットとトラウザーは木屑と洗浄機の水しぶきでドロドロになってしましました。

明けて3日。

一本のLINE電話が早朝に鳴った。

年末に千葉を出航した50フィートのサロンクルーザーが四国は丸亀沖でエンジントラブル。
航行不能との連絡。

とりあえずアンカーリングして待機しているそうだが、「海上保安庁に助けを求めるしかない」と伝えるが、人の言うことを聞かないので、好きにやらせるしか方法はありません。

岡山ドッグさん、仁尾マリーナさんに連絡をするが、3日までは正月休みです。

PS
KOREANのその後、エンジンは自力で復活させ昨夕に丸亀沖を出航、下関に向ったとの連絡が入りました。

画像左から
TASWELLのメンテナンス中。
韓国艇エンジントラブルの場所。

 
   

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