2011年9月17日 JOY RACKを陸送と回航。 |
||||||||||||||||||||
ジョイラックを琵琶湖から今津PBCに陸送、いつものようにトラックからクレーンで吊り降ろし、そのクレーンでマストも起て、僅か1時間で回航です。 回航といっても、同じ西宮港内の移動なので、その時間は10分程度。 回航前には、船体、傷害などを含む保険契約を済ませたのは当然のことです。 このJOY LUCK26は高井理氏のデザイン。 俊足クルーザーとして一世風靡した名艇のひとつです。 新規オーナーはクルーザーは初めてですが、以前はディンギーセーラーで、アクアミューズでもセーリングを楽しんでおられたとのこと。 確か・・・・・アクアミューズのデザインも高井氏かも????? |
||||||||||||||||||||
2011年9月12日 ELAN 350 Onedesiign Match Race。 |
||||||||||||||||||||
9月9日、10〜15ノットの風の中、エラン350によるマッチレースが開催された。 参加ティームは、地元スロベニア、ハンガリー、クロネチアのマリンジャーナリストたち。 勝者はハンガリーティーム。 東南アジアを含む諸外国では、相変わらずいろんなカタチでセーリングを楽しんでいる。 少し前の日本もマッチレースが盛んな時もあったが、最近ではごく一部の限られたセーラーのみになってしまった。 マッチレースには、過去、一度だけ出場したことがあるが、多数が参加する普通のレースとは違い、これがなかなか面白かった記憶がある。 当然、いとも簡単にボロボロに負けてしまいましたが・・・・・。 |
||||||||||||||||||||
2011年9月11日 マリーナ36が読売新聞に登場!。 |
||||||||||||||||||||
先月、マリーナ36の回航前の様子をお伝えしたが、そのマリーナ36の回航途中のシーンが、読売新聞の日曜版の表紙に大きく掲載されていた。 そのタイトルは「死を思わせながら輝く海」 サブコピーは「三浦半島沖に淡い光が差し、ヨットが波を滑る(神奈川県三浦市で)」 川口敏彦氏が撮影とあった。 みごとにドラマティックで幻想的でもある。 読売新聞・日曜版に掲載されたマリーナ36。三浦半島沖を航行中。 |
||||||||||||||||||||
2011年9月11日 SABRE34とブルーウォーター21。 |
||||||||||||||||||||
朝一番に、なんと往年の名艇「ブルーウォーター21」のシートライを行いました。 近年、大型化しているセーリングクルーザー界にあっては、久しぶりに21フィートに乗ることになります。 かえって緊張感を覚えてしまいます〜 その上、エンジン(補機)も6馬力の船外機・・・ エンジンを掛けるにも戸惑いがあります〜。 まずは、神戸マリーナの桟橋の目の前を機走、そしてジブ、メインを揚げてのセーリング。 着岸は桟橋手前からラダーリングで・・・ この続きは19日(祝)に再度トライします。 同じ日の午後3時に「S34」のテストラン・・・ 広島から回航後、整備ばかりで一度だけしかセーリングをしていなかったのと 逆ベンドしていたマストをチューニングし直したのと、どんな帆走するのかの、いわゆる試走。 風は8m〜10m。 マストチューニングとケブラーセールの影響なのか、ウェザーヘルムが無くなっていた。 ここから更に、シート類のリードの改良、ステアリングの改造などなど、やりたい事がたくさんあります。 エンジンまわりの錆は完全に除去、新しくサビ止めを施し、エンジン下部も再塗装完了。 S34のテストセーリング中。海域はいつもの西宮一文字沖。 |
||||||||||||||||||||
2011年9月8日 台風12号・・・・・・・。 |
||||||||||||||||||||
SABRE 34は台風12号の接近のため、上架から大阪湾で最も安全とされる西宮マリーナの桟橋海上係留に移動。 今回の台風は風対策は万全でしたが、長く続いた大雨のためか、デッキの排水溝がオーバーフロー? そのリークした雨が床上まで達してしまいました。 幸いにして、マリーナのスタッフさんが見回りの際に発見してくれ大事に至りませんでした・・・・・ 台風が過ぎ去った7日水曜日の晴れ間に、すべてのハッチを全開し、クッションをデッキ上に並べ日なたぼっこ・・・ 1日でキャビン内部、クッション共に蘇りましたが、雨漏りの原因をさぐるために、壁面、床面の考えられる部分をすべて剥がすハメに・・・・・ ついでにビルジ溜りやエンジンルームも徹底的にクリーニング中。 とにかく、とにかく床面を剥がすとあらゆる配線や配管が通っています。 その分、いろんな事が理解できるようになります。 理解はできるんですが、トラブル時には修復は困難です。 もちろん手に負えない箇所はプロフェッショナルに依頼します。 今回、周りのメンテナンスの方たちにアドバイスを貰いながらの作業ですが、やはりプロは違います。 いろんなノウハウを持っておられるのには改めて感動させてもらっています。 「自艇のことは自分でやれ」と昔から云われてきていますが、例え出来たとしても、やはりそこは素人の作業で、結局その場しのぎで、かなり完成度の低い補修作業になってしまい、結局大きなトラブルに繋がる可能性が大です。 更に、艇の価値を下げてしまう結果になっているように思いますね〜 そのため、このS34は、ちょっと贅沢(普通のことですが)にパーツはハーケンジャパン、コスモマリン、実際の作業は西宮マリーナさんと浜田ヨットさんに依頼しています。 9月いっぱいくらいでリメイク完成! |
||||||||||||||||||||
2011年8月31日 S34の上架といろいろ・・・Part2。 |
||||||||||||||||||||
上架後、船底をレース艇のようにツルツルに磨いてもらった上、ローラーで船底塗装を二度塗りしてもらいました。 そのローラー塗りもまるで吹き付けしたように滑らかでツルツルになり、ペーパー掛けなどする必要は全くなくなりました。 シャフトとペラはもちろんペラクリンにて塗装。 このペラクリンの塗装は結構重要で、ただ塗れば良いのではなく、スクリューのバイブレーションがおこらないように塗布するのが大切なのです。 船底が完了したので、ハルを船底に負けないように、西宮マリーナの秘密のテクニックでピッカピッカに磨きあげてもらいました。 もうピッカピッカです!。 作業しているKさんとMさんの顔が鏡のように写っています!。 が、しかし完成したところで台風12号が関西地方に向かって来ています。 31日に下架し、ジブファーラー、メイン共に風、雨対策を万全にしました。 |
||||||||||||||||||||
2011年8月27日 S34の上架といろいろ・・・。 |
||||||||||||||||||||
広島から西宮に回航を終えたS34をようやく上架しました。 まず、船底塗装を剥離(サンディング)し、ツルツルに磨いてもらいました。 かなりキレイだったので、高圧洗浄機で洗浄し、その上から塗装をするつもりでしたが、ここ「西宮マリーナ」ではそんな手抜きを許してもらえず、本格的に下地をつくって頂きました。 西宮マリーナのスタッフのK氏さんとMさんは全身を真っ白(灰色)になりながら2日間に渡って磨き上げてくれたのです。 まるでレースボートのような手触りで、船底塗装をするのがもったいないほどに滑らかになりました。 ここまでに仕上がると塗装後は800番のペーパーで仕上げるしかありません。 その間にワタシが出来ることは、キャビン内部のサビと汚れを落とすことくらい・・・ まず手掛けたのは、トイレ(ヘッドルーム)のメッキ部分のサビ落とし。 しかし、メッキ製のペーパーホルダーとソープホルダーは磨くだけでは解決せず、徹底的にメッキ部分をペーパー掛けし、真っ白に再塗装。 磨くだけで2日間・・・塗装に2日間・・・ 取付後は、ヘッドルームの天井、壁、床、ドアを磨き、仕上げにアルコール入りのウェットティッシュで仕上げました。 これが意外にキレイになります〜。 次ぎの目標は、旧船名ハガシと、ギャレーまわりのサビ落としです。 そんな合間にコスモマリンで見つけたフローティングキーホルダーに新船名を入れてみました・・・。 それと、トラブルのあった航海灯は新品に交換してもらいました! |
||||||||||||||||||||
2011年8月15日 海水温の上昇。 |
||||||||||||||||||||
昨年あたりから、どうやら海水温が異常に上昇している模様? 船底塗装を完了し、1ケ月も動かさずに艇を海上係留していると、貝(フジツボ)の子供らしきモノが船底、スクリューに付着してしまいます。 広島、兵庫、東京でも実感させられました。 これからは、船底塗装の周期を1年ではなく半年に一度くらいの割合で行わなければならなくなりそうです。 昨年5月以来、15ヶ月ぶりに上架し、船底塗装を実施。 この後、東京湾は30ノットの南風、ディズニーランド沖から千葉沖にむけアビームでの迫力ある走りを堪能。 |
||||||||||||||||||||
2011年8月6日 西宮港/マリーナ36ケッチ。 |
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
Hondex PS-70GPII。眩しい太陽下でも輝度はバツグン!やはり新しいGPSはイイもんです。 | ||||||||||||||||||||
約35年程前、富士ヨット製作所で建造された「Marina36Ketch」が、蘇りました。 蘇るというより、これからの作業がまだまだ残されていますが・・・ ハルをBlack pearlに塗装。Hondex PS-70GPII GPS、レーダーなどの装備を加えたマリーナ36は、リメイク後はじめてのセーリングに出かけた。 ケッチタイプの艇に出会うのはバガボンドとマリーナで今年2回め。 実際、本格的にセーリングするのはこのマリーナ36が初めてになる。 と、いうのは、以前のバガボンドの時は微風と短時間のためケッチの魅力を体感するまでに至らなかったから。 今回は、時間があるため13時から5m〜8mの南西の風と事前に風予報を確認。 新オーナーS氏のために午前中は、着岸練習と機走のトレーニング。 午後から再度西宮港に出航した。 予報どおり、南西の風が吹きはじめていた。 まずはメインセールとレギュラージブをアップ。ミズンセールは後の楽しみにとっておいた。 ヘルムは離岸時から新オーナーにまかせ、クローズドホールドにセールをトリムした。 が、しかし・・・適度にヒールはするが、とにかく遅い?遅すぎる?スピードが出ない?その上、リーウェイがひどい? と、こころの中で叫びながら・・・ 他のロングキール(フルキール)艇とは全く異なるフィーリングに戸惑ってしまう??? 少し舵を代わってもらいフィーリングを確認するが、タックを返しても舵が軽すぎスカスカする感じ・・・??? 年代もののメインセールをシャキっとアップしなおし、その辺りにあった残ったロープをカニンガム代わりにし、ドラフト位置を出来る限り前方法に移動させ、ジブセールにパワーを持たせ、リーチをかなり多めに開き、クローズドホールドからクローズドリーチングに角度を変えた。 すると、艇は2〜3ノットだったスピードが5ノットを超えてくれ、ヘルムのフィーリングも格段に良くなった。 どうやら、この手のロングクルーズ艇でクローズドホールドを帆走するには適していなく、クローズドリーチングからが性能を発揮するもんだと改めて感じることができた。 その分、タッキングアングルは90°以上が必要。 南西の風は6〜7m。 3度のタックで一文字防波堤の西灯台を通過した。 スターボードタックのまま5マイルを走り、次にアビーム、またクォーターリー、デッドラン、ジャイブも新オーナーに経験してもらった。 大阪湾の波は、この日最大でも0.5m(本船の曵波時で1m弱)、ロングキール艇にしては少々物足りない波だったが、程良い風でマリーナ36は徐々に本領を発揮しはじめていた。 帰路につく堺市沖から西宮に向けての最後のレグにミズンセールをアップした。 最初、ミズンセールってメインの補助みたいなものと思っていたのですが、それは全くの誤解も甚だしく、ミズンセール効果は絶大で、艇の挙動は良くなるし、舵のフィーリング、レスポンスも一段と増すのには驚かされた。 一旦、神戸マリーナに戻り、日没には夜間航行の体験のためにこの日3度めの出航。 お陰さまで、大阪と神戸の花火を見学することができました。 |
||||||||||||||||||||
2011年7月28〜30日 沖縄・宜野湾マリーナ/Beneteau Oceanis 39。 |
||||||||||||||||||||
広島から西宮までの回航を終えて、即、沖縄に向かった。 オセアニスの契約、そして名義変更とテストセーリングのため。 オセアニス39は、納艇前の船底塗装、ハル塗装、アクリル窓の交換。 さらに計器類の新調、チークデッキの補修を行った(まだ作業途中)。 が、しかし、台風などの影響なのか工期が延びてしまい、結局セーリングは出来ずじまい・・・。 しかたなく沖縄時間に従うことに・・・ その分、いつもと違って時間が余り、かなりゆったりとした時間が持てた。 そのオセアニス39が上架されたエリアには、昨年納艇したMOCHI44も上架され、船底塗装が行われていた。 そこでメンテナンスを依頼しているCさんとしばし雑談。 ランチにも時間を掛け、夜は夜で、新オーナーのU氏、元オーナーのM氏と沖縄の夜を満喫させて頂く。 で・・・セーリングはU氏の都合で9月末になり、「それならいっそのこと、座間味あたりにクルージングでも?」と・・・。 台風が来ないことを祈って! 追伸 沖縄本島を直撃した台風9号は、宜野湾マリーナの海上係留された艇の一部にダメージはあったが、陸上保管中のベネトウ・オセアニスは、まるでガリバ−旅行記のように張り巡らされたロープのお陰で無事、台風9号を乗り切ることができました。 これすべてM氏のお陰です・・・ |
||||||||||||||||||||
2011年7月25日〜26日 瀬戸内海・広島〜西宮クルージング Part2。 |
||||||||||||||||||||
瀬戸大橋を通過中。明るい光は坂出の製油所。 | ||||||||||||||||||||
小豆島南東の風ノ子島。夜明け前。 | ||||||||||||||||||||
明石海峡大橋。音戸瀬戸、宮窪などど比較すれば、かなり広い | ||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
宮窪から瀬戸大橋までの6時間(機帆走で6ノット程度)は海図上ではストレート。 島々をくねくね廻る必要がなくなったので、ここでランチタイム。 ランチと云っても、出航前に買い揃えた弁当ですが・・・ 波も風もなく穏やかな海だが、それにしても、まぁ、とにかく瀬戸内海の島の多いのと、自衛隊艦、貨物船、客船、漁船などなどこれでもかと云った、あらゆる種類のフネが行き来している。 右から左から前から後から、360°の方向でミートするので一瞬たりとも気を抜くことが出来ない。 そのため、Watch は二人でやることが必要。 360°水平線とウネリだけで何も見えない退屈すぎる大平洋と比べると、どっちが楽しいかは個人差によるが、ワタシは波がない瀬戸内海をチョイスする。 今回の回航は気の知れた3名での乗船。昔話に花が咲く・・・ 出航から10時間、昔話もつきはじめた頃、太陽は美しく海に沈み、瀬戸大橋らしき灯の帯が見えはじめる。 と、そこでトラブル発生! マストトップの航海灯は点灯するが、両色灯、船尾灯が点灯しない! バウパルピットにしがみつき、修復を試みるが復活せず。 これも出航前に購入したLEDの懐中電灯で代用し、不足部分はセールを照らし、行き交う本船にアピールし続けた。 (出航、数日前には確認したのですが・・・・) そんな中、すっかり暗くなり、島々の灯とフネの灯が重なりあい360°が光の帯で結ばれてしまいコンパスとGPSを見落とすと方向が全くつかめなくなるほど・・・・・・ そのため、10分に一度はGPSで航路をチェックし3名でWatchした。 ちなみに・・・GPSと云っても今回使用したのは、i Phone4 (最新バージョン)にNAVIONICSをダウンロードし、艇に装備された古いタイプのGPSは一切使用せず。(NAVIONICSは通信のための電波が圏外になっても使用可能。) とにかくi Phone は便利です!コンパスも付いています。 インターネットを使えば潮流、天気予報、風予報、などなどあらゆる情報を入手できます。 いまさらですが・・・ どうやら・・・改めて、海図とGPSを確認すると、我々の航路は四国近くを航行してようで(当然なのですが)進路を少し修正し、坂出の製油所の眩しすぎる炎を目標に航行した。 予定どおり、24時ちょうどに瀬戸大橋を通過。 小豆島南、風ノ子島を回航する頃には空が黒から青に変わりはじめた。 ここからは本船も島も少なく、ジャストのタイミングで10ノットの風が吹きはじめ、ジブセールを展開した。 クローズドリーチングからアビームまでの風で明石海峡にバウを向けた。 正午には明石海峡を通過、太陽がギラギラと降り注ぐ・・・ 「暑い〜」 ここから西宮マリーナまでは庭のようなもんで、GPSに頼らず視認だけで充分、最後のランチはレトルトカレーを食した。 全員、真っ黒〜 |
||||||||||||||||||||
2011年7月25日〜26日 瀬戸内海・広島〜西宮クルージング。 |
||||||||||||||||||||
大島・宮窪と鵜島間にある能島辺り | ||||||||||||||||||||
瀬戸内、名所のひとつ、音戸の瀬戸。 | ||||||||||||||||||||
広島・五日市から西宮マリーナまでのおおよそ175マイル。 時間にして約30時間弱のクルージング。 広島を出て、約3時間ほどで音戸の瀬戸。 さらに3時間ほどで来島海峡の北(大島と伯方島の間)宮窪。 どちらも潮の流れが激しいため、時間調整をしての午前11時の出航とした。 大阪湾から岡山近郊まではちょくちょく回航に出向くが、広島〜西宮間は実に15年ぶり・・・。 音戸の瀬戸は極端に狭く、本船どおしの行き来時には、一方通行となり、34フィートのヨットでさえ、本船とすれ違う時はちょっと緊張感を自然と持ってしまう。 しかし、島々の間を抜けての航行には全く飽きることはない。 何度も写メを取り続けてしまうほど。 運よく出航前に雨も止み、風もない、波もない、どんよりとした曇り空の航行。ヤンマー3GMは快調なディーゼルノートを響かせている。 音戸の瀬戸を通過し、メインセールをアップした。 HARKEN Battcar System は34フィートのメインセールをいともカンタンに息切れすることもなくアップさせてくれた。 宮窪までは、下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島の南をのどかに航行。 ここを抜ければ瀬戸大橋を目指すのみ。 瀬戸大橋通過予定時刻は24時。 |
||||||||||||||||||||
2011年7月20日 マリーナ36。 |
||||||||||||||||||||
台風6号の影響で、下架の時期を遅らせた「マリーナ36」は、船底塗装、ハル塗装とガンネル部分のニス仕上げを終えて、一昨日、仮の保管場所の神戸マリーナの桟橋に係留しました。 お盆にはホームポートの千葉県に回航予定です。 |
||||||||||||||||||||
2011年7月10日 ヤマハ31S完成。 |
||||||||||||||||||||
今年、3月から各地を探し廻り、4月になってようやく見つけだしたYAMAHA31SLTD。 それを5月中旬に琵琶湖に運び込み、船底塗装の剥離、ハルのバフ掛けにはじまり、クルージング仕様だった艇をレース仕様にアップロードした。 その間、約2ケ月。 要した費用は艇体価格とほぼ同額と、オーナーのN氏・・・。 セールもメイン、No1、No2、No3、スピンネーカーも新調。 メーカーはLIDGARD。 クロスはBLACK KEVLER。 かなり気合いの入った威圧感あるレーシングセールです。 ここ最近、国内のレースシーンで優勝するなど活躍しているセールなのです。 10日、セールの納品にはLIDGARDの大澤さんもフィッティングとチューニングに来てくれ、真夏化した琵琶湖で3時間ほどのセーリングにワタシも同乗させてもらった。 追伸 18日のデビューレースは、琵琶湖特有のカームに捕まり、残念な結果に・・・次回に持ち越しとなりました〜 |
||||||||||||||||||||
2011年7月6日 マリーナ36、リメイク中。 |
||||||||||||||||||||
先月からリメイクに取りかかった「マリーナ36」 先日、船底塗装、ハルのカラーをホワイトからブラックパールに再塗装し、すっかりイメージが変わりました。 その梅雨の晴れ間を見つけての塗装の間にレーダーなどの装備品の取付け、不要物の撤去などを行い、来週には沿海(20海里)の検査を受ける予定です。 またまた、熊本から琵琶湖に運ばれた「YAMAHA31S」も、リメイクが終わり今週末にはセールも届き、日曜日にはシェイクダウン。 デビューレースは18日の島廻りレースを予定が予定されています。 |
||||||||||||||||||||
2011年7月4日 超珍しいヨットに搭載された超珍しいエンジン。 |
||||||||||||||||||||
詳細は不明ですが、建造はオランダ。 | ||||||||||||||||||||
エンジンはスウェーデン製のSAAB。 | ||||||||||||||||||||
今朝、友人からのメール。 「このフネ売れるかな」? オランダで建造された30フィートのスチール船。しかも1966年と云うから・・・45年前????? 大平洋を縦断して瀬戸内にやって来た(らしい)。 そのスチール製ヨットに搭載されているのが、ウレシくなるほどの超珍しいエンジンが搭載されている。 もちろん「YANMAR」でも「KUBOTA」でも「VOLVO」でも「Perkins」でもなくなんと「SAAB」製の単気筒8馬力エンジン! 友人曰く「博物館から借りてきたヨット」と云っているが、まさに博物館に展示しても全くオカシクないヨットです。 なんでも・・・このヨットのオーナーさんは、この艇を日本で売りたいようですが・・・・・ 日本国内で販売するには、まずは通関、船舶検査、検査と云っても、あの「ライフジャケットは揃っていますか?」の検査ではなく、この物体がヨットとして安全に日本の海を航海できるかの検査です。 個人的な意見ですが、JCIの検査に合格するには、かなりの確率で0に近いように思えます。 「まぁ、売れないでしょ・・・・・」と応えておきましたが・・・・。 でもでも、エンジンのみならコレクションにしたいですね〜 |
||||||||||||||||||||
2011年6月29日 沖縄・西宮・広島。 |
||||||||||||||||||||
先週末から、沖縄、西宮、広島と駆け巡りました。 沖縄では台風5号の中「Pacific」の見学案内。 西宮では「LUHRS」の見学とシートライに同乗。 月末は、個人的にワタシも乗るためのヨット見学。 いわゆる「ヨットシェアリング的購入」です。 その艇はセーリング人生のほぼ?最終的に楽しむためのヨットです。 その条件は、35フィート前後、マストヘッドリグ、ブームが高く短いこと、ヤンマー3GM以上を搭載していること、ラットステアリング、居住性(キャビンがウッディで美しいことが主な条件に加えて、同型艇が少ないこと。 で、理想にピッタリの艇をようやく見つけました! で、どんな使い方をするかと云うと、まずはデイセーリングのみ。 いつの日か気が向いたら、サンデーレース出場か? 沖縄あたりに向け出航するかも? |
||||||||||||||||||||
2011年6月20日 J-80日本上陸。 |
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
待に待った「J80」がついに横浜港に上陸しました。 このボート(ヨット)はアジア向けのスタンダード艇で、価格は本体のみのセールなしの価格が約356万円。 それにプラス、輸送用クレイドル(船台)に約10万円、造船所から横浜港までの輸送費が保険料金、通関費用、消費税その他雑費を含めて、約100万円。 通関後に、マスト起て、艤装、JCI検査費用、安全備品(5名分)に約25万円。 今回、JCI検査では夜間航行は取得しませんでした。 船外機は、SUZKI 5馬力をチョイスし、この費用が約15万円を装備。 セールは、世界選手権を取った「US クァンタム」製をオーダーした。 日本円に換算して、メインセール約25万円、ジブ約17万円、スピン約27万円、プラス輸送費とTAXが加算される。 驚いたことは、バースクッションが付いてきません。これは日本だけでなく、アメリカでは必要ならキャンバス屋さんに直接オーダーするとのこと・・・ また、ガンポールのリターン用ショックコードも付属されていません。 あと、細かい装備は好みのセッティングに仕上げていきます。 今回は、先に船底塗装を行ったため、フラットデッキにて輸送を行い、輸送費が少々高くなりましたが、コンテナ輸送も可能です。 海上に降ろす時に600番のペーパー掛けを行いました。 デビューレースが楽しみです。 |
||||||||||||||||||||
2011年6月15日 韓国ソウル・漢江(ハンガン)川。 |
||||||||||||||||||||
画像はソウルの街を東西に流れる漢江川のマリーナです。 このハンガン川では先月、国際ヨットレースが開催されるなど、スタッグする日本のセーリング事情をしりめに益々ヨット熱はヒートアップしています。 現に過去5年〜6年の間に日本各地から、韓国に向けて中古のボートやヨットが数百艇も輸出されています。 以前からありましたが、さらに自国でヨット建造も活発化しつつあり、もう数年もすれば、こんどは反対に韓国から輸入する方向に向かうのでは? 実は、当方でも一部ですが中古ヨットを逆輸入する話も出始めているのが現状です。 また、すでに新建造艇が中国から横浜に到着しました。 |
||||||||||||||||||||
2011年6月10日 インターナショナル ドラゴンクラス |
||||||||||||||||||||
久しぶりに・・・改めてDRAGONを見学した。 正直、こういったキールボートには乗った経験がないのですが・・・ このドラゴンに乗るセーラーの言葉を借りるなら、470などのディンギーとIRCなどのレースボート(ヨット)の中間に位置する感じ、ディンギー経験だけでも速く走らせるのが難しく、またレースボートの経験だけでも難しいとのこと。 1929年にノルウェーのJohan Anker 氏によって設計されたDragon 。 全長8.9m、全幅1.95mのインターナショナル ドラゴン クラスは 現在、全世界で1444艇が登録され、ヨーロッパのレースでは100艇以上が参加しているとか。 国内では、おそらく20艇未満? 関西を中心に毎月レースが行われています。 もちろんレースに留まらずクルージングにも愛用されていますが、このドラゴンクラスには補機エンジンは搭載されません。 速く走らせるのもドラゴンですが、優雅で華麗なデザインと帆走を楽しむのもドラゴンを持つ価値があるのでは? 改めて見て、美しいカタチのヴィンテージヨットです。 |
||||||||||||||||||||
2011年6月7日 ヤマハ25MKII |
||||||||||||||||||
このところ、一昨年前からほとんどと云ってイイほど、ヤマハ25マーク2の問い合わせがなくなりました。 ヤマハ以外の25フィートクラスはまだまだ人気があるのですが、やはり数が出回ったせいと、搭載エンジンに問題があるようです。 今は、ほとんどがヤンマーのGMシリーズエンジンですが、YAやYSAといった古いタイプのエンジンではパワー不足を感じるのが不満なのかも・・・ それに、今や3種の神器のジブファーラー、オートパイロット、GPS等の装備品がないのも理由のひとつなのかもです。 20数年以上前はよほどの艇でない限り、ジブファーラー、オートパイロット等は装備されていなかったのですが・・・ 以前はどの艇もレース主体でしたが、ここ最近はワンデイクルーズをメインにちょっとしたクルージングを目指すようになってしまったんでしょうか? このヤマハ25マーク2も使い方によっては、充分クルージング艇として活躍できると思うのですが・・・ |
||||||||||||||||||
2011年5月27日 シングルハンドのロングクルージング。 |
||||||||||||||||||
東日本大震災 の影響をまともに受けた茨城県那珂湊マリーナ。 そのマリーナは幸いにも海岸線から奥まったところにあったので、被害は最小限に食い止められた。 そんな中、2年前に納艇させて頂いた「ニューポート33」も奇跡的に助かった中の1艇。そのニューポート33のT氏は、2年前の納艇時からヨットを初められたばかり。 もちろん納艇後や震災時にもメールをさせて頂いてはいたが。 まずは無事でなにより・・・ しかし、その1ケ月後に再度のメール。 内容は「ちょっと沖縄に出かけます〜」だった。 その数日後、「鳥羽に到着しました。しばらくここに艇を預けて、一旦戻って、今度は瀬戸内海に向かいます〜」 そして、次ぎのメールは「岡山のレジーアマリーナ」に入港しました!だった。しかもすべてシングルハンド。 その上、鳴門海峡も横断したとのこと。 7月には沖縄に向けて出航されるそうです。 たとえ経験がそんなに無くても出航される方は、あれよあれよと云う間に舫いを解かれます〜 出航されない方はいつまでも桟橋に舫ったままで、なんだかんだの理由をつけて艇の整備をされています。 追記 納艇時の回航途中潮岬から伊豆半島を目指していた時、フィリピン付近から舞い戻ってきた台風と低気圧の影響での大しけに遭遇。 奇跡的に御前崎に入港できた。その経験を持ってすれば、今回のシングルハンドでの航行は全く問題ないとのこと。 ただ、オーバーナイトの2日めはちょっと眠いくらい・・・。 |
||||||||||||||||||
2011年5月15日 レースに出場するということ。 |
||||||||||||||||||
1レースめは2〜3mの風。2レースめは5〜7m風。ちゃんとスピンネーカーはアップしました。 | ||||||||||||||||||
全長172フィート。船名はERICA。 | ||||||||||||||||||
KYC(関西ヨットクラブ)主催のWHITE クラスにYAMAHA 34EXで参加しましたが結果は惨敗でした。 すこし甘く見ていたのが原因です。 いくらWHITE クラスと云えども、参加艇の多くはそれなりの艤装を施しセールにもトレーニングにも気合いが入っています。 そうです・・・レース艤装をするということは、シングルハンドでも使い易く、クルージングにも大変便利なのですが・・・。 この34EXも、HARKENやSPINLOCKなどなどそれなりの艤装はされていたのですが・・・やはりマークラウンディング時やジブトリム、タック、ジャイブ時にはもうひと工夫した艤装が必要でした。 まぁ、次回参加するとしたら、もう一度体制を整え、艇も万全にして参加したいと思っています。 ちょっと、レース魂に火が付き添うになりそうな1日でした。 ところで、参加当日、新西宮YHのビジターバースにはビックリするほど大きなヨットが係留されていました。 |
||||||||||||||||||
2011年5月13日 遠く離れたとあるマリーナから琵琶湖へ。 |
||||||||||||||||||
今回もまた陸送です。(搬入地が琵琶湖なので当然ですが・・・) 艇種はYAMAHA31S。 31Sを数艇見た中で、キール、インナーモールド、ハル、ボトム、キャビン、そしてエンジンの状態が一番良かったのもあるが、やはりパっと見た第一印象が決定的な決めてでした。 装備品が稼動するかどうかなどは無視し(稼動することに越したことはありませんが)とにかく前記の状態が艇購入の原則です。 セールやシート(ロープ)類は消耗品なので購入時に新調するとこは、購入者のN氏の考え方。 琵琶湖は大津港にAM9時には到着。 いつものことながら「レイクビワ・マリンサービス」のチームスタッフの動きに無駄はありません。 マストの汚れも落とし、さっそくマスト灯、ウインデックスを新品に交換。 もちろんハル、ボトムもリメイクします。 大津港でマストを起て、ホームポートのマリーナに回航、さらに整備を行い、好みの備品を取付け、セールをオーダーし、レース仕様に仕立てていきます。 |
||||||||||||||||||
2011年5月10日 横須賀から横浜へCC32の回航。 |
||||||||||||||||||
北の風5から8メーターでの帆走は快適な走りです。 メインセールはファーリィング仕様。 時折のブローにメイントラを下げるとウエザーヘルムが消え快適に走りました。 やはりメインセールは水の上の舵です。 メインファーラーを使用するとセールの収納が楽にできクルージン艇には必要なアイテムです。 ジブは120%LPですのでタックも楽におこなえます。 3連のテルテールを取り付けてやればより風上行きにシビアーなステアリングを楽しめ、セミ・ロングキールなので保進性能も良く。タッキング・アングルもクルージン艇の割には良く上ります。 エンジンはヤンマー2GM、平水で6ノットの快走、燃費も良い。 センターコックピット・スタイルなの視線が少し高い分、海面から離れているので安心感があります。 何と云っても、センターコックピット艇の最大の特徴はキャビン後部に広いオーナールームがあり、リラックスした時間が持てます。 また、メインキャビンも広く、多くのゲストを呼び楽しいパーティーが行えるのも CC32ならでは・・・。 横須賀から横浜まで。 CC32回航・・・ |
||||||||||||||||||
2011年5月8日 陸送すると云うこと。 |
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
YAMAHA33を相生市からVladivostokへ輸出します。 そのため、回航するのではなく、トレーラーで福井港まで輸送することに。 そこから貨物船へ。 福井まで回航と云う手もありますが、回航って時間がかかるし、費用や天候のことも考えなければ・・・などなどで、最終的には陸送に決定。 33フィートともなると、長さ、幅、高さの関係で通常のトラックでは道交法に違反するのでトレーラーを使用します。そして今回はそのトレーラーを先導車が誘導します。 陸送するためには、まず海上にあるヨットをクレーンで吊り上げ、トレーラー上に用意された船台にヨットを置きます。 と、その時!メジャーで高さを計ると、規定高より30cm近く高すぎることに気付き、余分な空間があったキール下の船台部分をカットすることに・・・。 作業を待つ間にマストをクレーンで釣り上げ、ブームを外し、ステイ類を束ね、スプレッダーをバラし、ラッシングして最後にプチプチで保護。 と、書いてしまうと数分の作業のようですが、スルーマストのためクサビが外れず、悪戦苦闘の上30分ほどかかっての作業。 無事、船台のカットも終わり、ラッシングしたマストも積込み完了〜 協力頂いた運送会社のドライバーさんは海外レースも豊富な(元?)セーラー。 PS 9日午前9時過ぎには、福井港で荷下ろし完了との報告。 |
||||||||||||||||||
2011年4月27日 曳航。 |
||||||||||||||||||
4月27日、ゴールデンウィーク寸前。29日の祝日の乗船に間に合わせるため、急いで船舶検査をしてもらいました。 検査をすることそのものは、いつものことなのですが・・・ 今回はゴールデンウィーク突入に間に合わせるためのもの。 当方の所在地の兵庫県西宮市と大阪市は検査日が異なります。 西宮市は毎週木曜日で、木曜日の検査では29日の祝日には検査証書が完成しません。 そこで考えついたのは、大阪市の水曜日の検査を受け、何とか検査証書を29日の金曜日にゲットしようというもの! そのため、大阪市で検査を受けるためには、艇を西宮市の神戸マリーナから大阪市にある北港ヨットハーバーに移動せねばなりません。 そこで、神戸マリーナのレスキュー艇(漁船)に曳航され、約6マイルほど離れた北港YHへ。 所用時間は1時間弱・・・ しかし・・・あっけないもので検査はほんの5分ほどで終了! 帰りももちろん曳航です。 曳航されることって、数年に一度のことですが、やっぱり自走するよりもほんの少し気を使います。 追風時に調子に乗って波に乗せてしまうと、曳航艇に近づきそうになり、ぶつかるのでは?とちょっと緊張してしまします〜 またちょっとでも、わき見をしていると曳航艇と進行方向がズレてしまいます。 そのため、セーリングの時と同じスタイルでデッキに座り込み、ライフラインにもたれエクステンションティラーで微調整しながらのヘルムです。 時間にして往復僅か2時間ちょっと。 まぁ・・・たまには曳航されるのも楽しいモンです。 曳航中。 まぁ〜るく白い橋は阪神高速湾岸線。 ここをくぐると西宮マリーナ、神戸マリーナ、今津PBCに。 いつもこの橋を目印に入港しています。 |
||||||||||||||||||
2011年4月22日 YAMAHA34EXと新西宮ヨットハーバー。 |
||||||||||||||||||
ヤマハ34EXが新しいオーナーへと引き継がれた。 そんな時はもちろん上架、船底洗浄から船底塗装などなど・・・ スターボードサイドで旧船名を剥がすと同時にハルのバフ掛け、ポートサイドは船底塗装。5人かかりでの作業。 本来1日の作業時間だが、事情があって1日半の作業になった。 作業完了後に新しい船名を3ケ所に貼付け、すべてを完了! ゴールデンウィーク前なのか、ボートヤードには沢山のボート、ヨットたちがメンテナンスを受けている。 20日、21日が作業日、船底塗料が乾くのをまって22日の午後、雨の中下架をした。 上架のたびにハルのバフ掛けをすることをオススメします。 ちょっとするだけでハルが蘇ります。 |
||||||||||||||||||
2011年4月18日 熊本・宇城市三角港「波多マリーナ」 |
||||||||||||||||||
熊本空港のパーキングには、ちょっと刺激的なSTI- R205が待ち受けていた。 この(艇)いやこのクルマは6MT、トリプルコーンのせいか1、2速に少し違和感を感じるが、2.0L16Valve Dual Twin Torboは九州自動車道をまるでハイスピードのスペシャルステージのような走りで南下した。 神戸空港から熊本空港まではウィングレットがカッコイイB3-800で僅か1時間と5分。 目的地の三角港「波多マリーナ」まではR205の九州道のSステージランを含めて約2時間ちょっとのハイスピード小旅行。 さて、目的の艇、じつは「YAMAHA31S」。 強烈なブローが入るポンツーンを落水しそうになりながら、その艇にたどりついた。 ひとめ見るなり、今まで数艇見た、他の31Sとは全く異なった印象、海上に浮かんでいることもあるのか、なぜかシャープに感じられた。 小さなヨットのマストほどの高さの桟橋のポール。 干満の差が大きいため。その差最高約5m以上とか。 |
||||||||||||||||||
2011年4月13日 ヤマハ34EXのテストラン。 |
||||||||||||||||||
テストランと云っても、ギンギンに帆走するワケではなく、いわゆる機帆走。 HARKEN製のジブファーラーにNORTH製の130%をクルクルっと引き出した。 メインセールはスタックパックに眠ったまま。 風は西寄りで少し白波が目立つ程度。 セーリングエリアはいつもの新西宮YHのシーウォール前。 もちろんジブトリムもバタバタしない程度に適当に展開。 タック時もセルフテーリングでゆっくりゆっくり巻き付ける。 これぞ近年クルージングのお手本といった感じで短時間のセーリングを楽しんだ。 34フィート、やっぱこのクラスの艇がシングルハンドか少人数で乗るにはジャストサイズです。 離着岸もラクラクなもんです。 まぁ、トータル的に本格的なクルージング艇と違って、帆走性能はかなりGood!なので、近々、この艇で1回くらいはKYCのホワイトクラスでレースに参加することを決意! 10番めくらいが目標です〜 ファーリングジブのみでの帆走。この時はエンジンはニュートラル。正面は六甲山。 |
||||||||||||||||||
2011年4月12日 大阪・大浜ドック。 |
||||||||||||||||||
2011年4月10日 沼津・清水へ |
||||||||||||||||||
いつものように、新鮮ヨットを求めて東へ。 早朝5時、友人のN氏のクルマに同乗させてもらい、一路沼津へ。 沼津市街地を抜けた港の埠頭のその先のシーウォールの陸地側の空き地のような細長い場所に、目的のヨットが陸上保管されていた。 こちらは買う側の立場の見学。 いつものことだが、お気に入りの艇(ヨットに限らずボートも)の外観を一目みると「ニコっと」と心の中で叫ぶモノだが、今回はそうではなかった。 「う〜〜〜ん?」と考えながら、ハルやボトムを見ているようで、実はほとんど見ていなく、ただ何となく視線を艇に向けているだけ。 お気に入りの艇だと、見た瞬間1秒か2秒で即決する。 いわゆる一目惚れ! ガンネルに掛けられたハシゴをヨタヨタと上り、デッキとキャビンの中へ・・・ 見ても何も解らないエンジンの外観を、これまた何となく見る。 お決まりのポーズ〜 そんなことより、ワタシはいつも、キャビンのソファーに座り込み、その艇の居心地を感じ取る。 居心地が良ければOKなのであるが、今回の艇の居心地もいつものような快適さは感じることが出来なかった。 これには、事前に聞かされていた、ちょっとイヤな先入観があったからかも知れないが・・・ そして、清水港内にある折戸マリーナへ。 こちらの艇は、売る側の立場で見学。 マリーナに入ると、すでに上架され船底は高圧洗浄されていたせいもあるが、かなり美しい状態。 思わず心の中で「ニコッ〜」。 待ち時間もあったが、キャビンの中で2時間もフネ談義にハナが咲いた。 沼津埠頭にあるマリーナ。画像右海面が駿河湾。 |
2011年4月8日 生まれ変わった「ハンスクリスチャン」 |
||||||||||||||||||
昨年、東京、横浜、西宮を経て、福岡・小戸に着岸したハンスクリスチャン43は地元「マリーンテック」さんにてハル塗装を、またオーナー自らデッキ塗装などなどをリメイク、まるで全く違った「ハンスクリスチャン」に生まれ変わりました。 見事な変貌ぶりです。 余談ですが、全く同型艇の「ハンスクリスチャン43」がオーストラリアから、小戸マリーナに入港。 かなり珍しい光景になりました。 オーストラリア艇は現在、瀬戸内海を航行中だそうです。 |
||||||||||||||||||
2011年4月2日 神戸マリーナのチャリティレース。 |
||||||||||||||||||
一年に数回開催されている、マリーナ内の親睦レース。 4月2日のこの日は、東日本大震災のためのチャリティレースとなった。 コースはマリーナ前をスタート、湾岸線をくぐり鳴尾沖の浮標を反時計廻りで回航する、変型ソーセージコース。 参加艇数は10艇ほどだが、それぞれの思いを込めてのセーリング。 風があったりなかったりで、半数近くが無風のためリタイア。 なにはともあれ、少しばかりの基金だが、何かに役立てば幸いである。 BJPオフィスの窓からのスタート風景。 |
||||||||||||||||||
2011年3月31日 ELAN310 SteeringWheel |
||||||||||||||||||
エランの310モデルにステアリングホイールバージョンが登場した。 このステアリングの発想は非常に豊かで、艇をタッキングさせるとポストと共にステアリングもタックする。 このシステムは、ELANだけのものではなく、デンマークの「JEFA」製の既存のものですが・・・ 「SWING PEDESTAL CONCEPT」と呼ばれています。 そのシステムは、風上でヘルムをおこないたい時は風上サイドへ、風下の場合は風下へ。 ステアリングポストを移動させるのには、ポスト下部のペダルを踏む。 実にユニーク! その様子がYOUTUBEで見ることが出来ます! そのELAN310、ちょっとカッコイイと思ってます。 かなりスポーティながら、コックピットにチークが貼ってあったり、かと思えばドジャーが付いていたり、ファーリングジブだったり、キャビンも洒落てます〜 ちょっと胸キュンものの、スポーティラグジュアリーなモデルです。 |
||||||||||||||||||
2011年3月27日 西宮のYAMAHA SCAMPI |
||||||||||||||||||
30数年前に建造されたヤマハ・スカンピ、30フィートのヨットです。 この艇は、バウのフリーボードが他艇と比較して極端浅い(舷が低い)のが特徴です。 それは、昔むかしのIORレース(レーティング)(艇のハンディキャップ)対策によって、少しでも有利なハンディキャップにしようと設計されたからだそうです。 そのためクルーはバウを浮かせようとアフトデッキに乗って艇速を稼いでいたそうです。 その他に、ハル形状もビーム部分が丸くなく、少し角張ったハルをしています。 現在のIRCの角張ったハル形状と少し意味が違っていますが・・・ レース艇と云っても、キャビン内部はちゃんとした居住空間があり、ファブリックのクッションも木製の棚も個室トイレも装備され、どちらかと云えば完全なクルージング艇でシングルハンドでも安全に楽しめる艇なのです。 そもそも、この「スカンピ」と云うネーミングは、お金のない「すかんぴ〜」と違って、語源はフランス?では?と思います。 現に、当初の設計は「フランス」その設計図をもとにヤマハが建造したそうです。 「スカンピ」の持つ意味は「テナガエビ」「エビのフライ」で、ヨーロッパからのネーミングなのです。 ちなみに、スカンピは当時ヨーロッパで開催された、ハーフトンワールドカップに日本チームとして出場! そこそこの成績をおさめたそうです〜 Scampi のバウ。この艇の最大の特徴です。 |
||||||||||||||||||
2011年3月21日 徳島、西宮。 |
||||||||||||||||||
とあるヨットを求めて・・・20日は徳島へ。 21日(祝)午前中はとあるヨットの案内。 その午後からNISSAN30でまたまたセーリング。 スクリューに付着したフジツボのお陰で、機走が出来ず、セーリングのみで出航〜 西宮の奥まった水路の強弱の激しい振れまくるブローを追いかけながら、20°ほどヒールをしたかと思えば、次の瞬間にはアンヒール〜 海面もフラットで、琵琶湖を思い出させる。 雨上がりの空ながら、かなり暖かくウインドブレーカーでは少し暑く感じた。 そろそろセーリング可能です。 |
||||||||||||||||||
2011年3月19日 伊勢湾・津ヨットハーバー。 |
||||||||||||||||||
ここもまた、津波対策なのか、上架艇には艇と船台にはロープが頑丈に張り巡らされていた。 ヨットハーバーから伊勢湾を見渡すと、ちょうど南東には震源地からの津波が押し寄せてくる位置にある。 その地震や津波よりも深刻なモノが例の原発の問題だ。 諸外国のヨットブローカーさん達は、毎日のように放射能のことを気にかけてメールや電話で問い合わせてくる。 どうやら、日本人より海外の方が放射能をかなり心配しているようだ。 |
||||||||||||||||||
2011年3月16日 地震、津波、原発・・・横浜・・・横須賀。 |
||||||||||||||||||
2011年3月16日。早朝に新幹線に飛び乗った。 新横浜から浦賀まで、横浜経由で約1時間。 ニュースの報道が現実で、節電のためかJRも京急もかなり少ないダイヤで運行されていた。 何より、横浜、横須賀市内はクルマの移動が非常に困難というのか、ガソリンスタンドが100%近く閉店してしまっている。 唯一オープンしている店にはクルマの列。 しかもハイオクは無く、レギュラーの3,000円分のみの給油となる。 さて、震災前から予約していた艇の上架に立会った。 その間にも横須賀では揺れは感じなかったが千葉での余震と津波警報。 関東エリアもまだまだ影響が残りそうです。 遠くに見えるのが房総半島。 |
||||||||||||||||||
2011年3月12日 東北地方大平洋沖地震。 画像は茨城県・大洗マリーナと千葉県・銚子マリーナ。 |
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
2011年3月11日、東北地方大平洋沖地震の影響で、千葉県・銚子マリーナ、大洗マリーナ、那珂湊マリーナは、ほぼ全壊状態との一報が入りました。 那珂湊マリーナは海から1kmほど那珂川を上り、しかもマリーナ入口も狭いので、助かった艇もあるらしいのですが、陸上保管の艇は4m〜5mの津波により船台から落下し大きなダメージを受けたそうです。 浮き桟橋保管艇は、桟橋が壊滅状態。 艇はヨットよりモーターボートの方に大きな損傷があるそうです。 銚子マリーナも同じような状態で、陸上保管艇のほとんどが損傷を受けているそうです。 大洗マリーナは全壊との情報。 今回の地震、津波はプレジャーボート、ヨットだけでなく、日本のフネ全体の大打撃になってしまいました。 その後、海外の友人から何通もの安否を気づかうメールが届いています。 |
||||||||||||||||||
2011年3月2日 ブルーウォーター21。 |
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
2011年2月20日 横浜某所。 |
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
横浜某所。超大物俳優T氏の所有艇。 「このボート○○ ○さんのボート・・・」 「エッつ!○○ ○さんがボートを☆◇&$#@*・・・!?」 関東方面では芸能関係にとどまらず、各界の著名人の所有するボート、ヨットを時々見かけることがあります。 見たからと云って、別にどういうことではないのですが、やっぱり見とれてしまいます〜 しかし、今回はかなりの大物俳優さん所有のモノだったので思わず「パシャ!」 年に数回は乗られているそうです〜 今回の目的は「PF32」を皮切りに「トレッカー38」「CC30」「WOODY82」の4艇をメインに、レストア中のカナダ製の珍しい艇、大改造中の木造船などを見学。 その途中にも防衛大のセーリングクルーザー群、八景島のマリーナなどなど・・・ ヨコハマ、ヨコスカに来るとついつい観光になってしまいます。 |
||||||||||||||||||
2011年2月20日 PF32と横浜周辺。 |
||||||||||||||||||
これがロングキール艇のアウトラダー。 | ||||||||||||||||||
横浜、横須賀近郊には、至る所にヨット、ボートが係留されています。 今回もT氏の案内で横浜の隅々までを見学させてもらった。 まずは、岡本造船。 ここには「PF32」が保管されている。台湾での建造、アウトラダーでなかなかの味わいを見せてくれている。おそらく日本では2艇しかないと聞く。 かなり手作り感のある桟橋をヨロヨロと慎重に歩きながら、そのPF32に辿り着いた。 一週間前に上架され、白くペイントされたボトムにつながるアウトラダーの形状がハッキリ見ることが出来る。 なるほど・・・・ デッキに貼られたチークもキャビン内部の木製品もかなり美しく保たれているのにかなりのオドロキ!。 近代的なベイブリッジとクラシカルなPF32のデザインが意外にもマッチしていた。 |
||||||||||||||||||
2011年2月13日 セールの話。 |
||||||||||||||||||
No.1ライト、No.1ヘビー、No2、DU、JT、B、0.5、0.75、1.5、その他トライスル、スペアメイン、ストームジブなどのセール一式。 | ||||||||||||||||||
STEARN製のシステムバング。バックステイ、ベビーステイも同系統の油圧システムで稼動。 | ||||||||||||||||||
メインセール、ジブセール、スピンネーカーそしてゼネカー(ジェネカー)まではちょくちょく会話の中に登場はしてくるが、ジブセールの中でもNo.1ゼノア、No2.No.3ともなるとレース以外では全く使用しなくなった感があります。 まして、ほとんどの艇にはジブファーラーが装備され、キャビンの中にセールが置かれているのはよほどの艇に限られてきました。 さてさて、今回もYAMAHA33の話ですが、バウキャビンの奥まったところのセールを整理し、デッキに並べて見たところ、セールのフルセットが発見されました。 前回、ブルーパーで驚いていたのですが、今回発見されたのは「JT」と「DU」! と描かれたセールバッグ。と、云っても理解できるセーラーはごく僅かかと思われます。 ヨット歴、一応数十年のワタシでも「JT」と「DU」を目にするのは全く初めてのこと!そのセールバッグの裏面に「JT」はJIB TOPとプリントされ、「DU」はなぜか「DUAL STAYS'L」と記されてあった。 ちなみにSTAYS'LはSTAY SAILのことです。 これらは主に帆船のセールの名称と思いますが、通常我々の乗るヨットでは、いつ、どんな状況時に使用するのか理解できませんでした。 近々、超がつくほどのベテランセーラーに聞いてみようと思っています。 さらにこの艇には「STEARN MARINE」製の油圧システムが組み込まれていました。 ちなみに今だ稼動しているのが不思議な気がします。 結果/ジブトップはクローズドリーチング時などで通常のジブセールではカバー出来ないジブトップ部分を、もう1枚のジブ(タック部分が極端に高いジブ)で通常のジブではカバーできない部分を補足するためのジブだそうです。 |
||||||||||||||||||
2011年1月27日 徳島・ケンチョピア |
||||||||||||||||||
ここは、「阿波踊りヨットレース」で名高い四国は徳島県庁前の新町川にプレジャーボート、ヨットのための係留場所として提供された桟橋である。 画像はあまりにも有名なカットであるが、左の建物が徳島県庁。 まさに県庁の真ん前にボートやヨットがずら〜っと並んでいる。 「ケンチョピア」ちょっと変わったネーミングだが、県庁と桟橋(Pier)の造語であることは云うまでもない。 |
2011年1月20日 ソレイユ ルボン |
||
20日に昨年末からのアメリカ人さんとフランス人さんの同行でソレイユルボンの見学に行ってきました。 彼らの艇への思いは格別で、観察する眼光は我々東洋人とは全く異なります! 艇の隅々を細かく細かく念入りにチェックします。 キールの取付部に一ケ所でもサビ(RUST)があるとサビが無くなるまでその部分を指で擦り付けます。 そのサビと云うことばがなかなか通じなく、床に指でスペルを書いての説明でした。 また、オイルチェック時、プーリーにこぼれ落ちたほんの少しの一滴を、これまた指で何度も何度も拭き取り、最後は自分の靴下でそれを拭き取っていました。 こんな所にも艇への思い入れが現れていました。 アメリカ人とフランス人はフランス語で会話、ワタシとアメリカ人は日本語と英語で会話。最後の最後にはセールの話になり、思わず友人のカナダ人に電話して助けてもらうと云う、超国際的商談! それから、見学を終えた二人は何度も何度も浜寺ボートさんのリメイク技術を褒めていました「Good job!」これくらいは理解できました!・・・。 ちなみに・・・英語の発音は日本人よりも中国人の方がかなりウマイそうです。 |
||
2011年1月18日 ニュージャパンヨット/ソレイユ ルボン |
||
ヨット黄金期から今も健在するニュージャパンヨット。 そんな長い歴史の中で1970年後半に建造された1艇が「ソレイユルボン」 ルボンは26フィート。 例えば「ルボンって何フィートですか」?などと聞こうもの笑われてしまう。 「ルボン」は「ルボン26」ではなく「ソレイユルボン」なのである。 意味は「登る太陽」とフランス人セーラーに英語で今日、教わったところ。 その「ソレイユルボン」は堺市の浜寺ボートさんに置かれていた。 ボトム、ハルはいつものようにピッカピッカに仕上げられ、キャビンも美しく仕上げられていたのは云うまでもない。 近々じっくり、この「ソレイユルボン」の観察の予定。 |
||
2011年1月13日 Marina36/つづき |
||
マリーナ36をじっくり観察してきました。 ハルやデッキの状態はさほど良くありませんが、キャビン内部はなかなかのモンです。 クッションはへたっていますが、木製品は腐りや水漏れ跡がないので少しガンバッて磨き込めばイイ感じに蘇ります。 ラックアンド式ラットステアリングに、もちろんロングキール で、船歴は34年。 結局のところこの艇は国産と判明! マリーナ36というちょっとビンテージものです。 1960年から1970年代に建造された艇のようです。 年式はいまのところ不明ですが、この艇はアメリカからの逆輸入艇かも知れません。 日本国内で建造されたと云う説もありますが台湾かも?の説も??? とにかく船舶検査証書をキャビン内から見つけだし、究明しなければ・・・ キャビン内部の木製品はいがいにキレイです。 しかもエンジンは数年前に「Yanmar 3JH」に換装されており、本日エンジンも難なく稼動していました!。 しかしここ半年でMarinaをあちこちのサイトで見かけるのですが36フィートは初めてです。 34年モノのマリーナ36。 |
||
2011年1月7日 琵琶湖。 |
||
ちょっと久しぶりに琵琶湖はヤンマーマリーナ内のマリンウェブさんの展示場に出かけたワケですが・・・ 名神高速から滋賀県に入ったとたん一面に雪景色! 皇子山から見渡せる琵琶湖もグレー色。さすがセーリングクルーザーはもちろんディンギー、バスボートなどの姿はまったくなかった。 道路脇には10cm程の積雪、かなりビビリながらのノロノロ運転・・・。 その展示場入口近くには、ヤマハ24、ヤマハ25マーク2、ヤマハ21と一時代を築いた艇が20万円から30万円の価格提示で販売されている。 特に琵琶湖はこのあたりのサイズが主流だったが、20年ほど前には30フィートクラスが主流に変わり一時期は40フィートまでもがクラブレースに参加するようになってしまったが、今は30フィートをチョットオーバーするサイズの艇が再び主流になっている。 さて・・・今回の目的は「ベイライナー3258」の見学のつもりだったが、艇に積もった雪のためアッサリ残念した。 |
||
2011年1月5日 伊豆・伊東と富士と初島とFarr50パイロットハウス。 |
||
2011年1月、この日が初セーリング。 もちろんクルマでだが伊豆半島東の伊東サンライズマリーナに5時間かけて出かけた。 まず驚かされたのは海の透明度。 キール、ラダーの先端まで見ることができる。 午前9時すぎには、H社のM氏、Y社のM氏、J氏も集まっており、早々に舫いを解いた。 メイン、ジブフを展開する。 もちろんどちらもファーラー、しかも電動。 いつものとおり、ワタシは全くなにもせずに(出来ない)スターンパルピットのオーナーズチェアでそんな光景を眺めていた。 オーナーズチェアといっても、左右に3人が座れるまるでベンチ。 50フィートを感じさせてくれる。 午後から風が吹くとの予報で、風を待つ間しばしの観光。 青空の中に富士山がくっきり見える。初島が見える。熱海の街も見渡せる。 関西育ちのワタシは何度見ても見るたびに富士の山に感動! 風を待つこと約2時間、半島の山並から白波を伴い風が降りてきた。 艇はポートサイドにゆったりヒールし、ググっとウェザーヘルムが出始める。 少しのカウンターステア。 ティラーのレスポンスがかなりイイ感じ。 さすがブルースファーのデザインと全員でうなずく・・・ そういえば、桟橋から見えたラダ−形状がそのへんのクルーザーと違ってグランプリレーサーのカタチそのものだった。 改めてFarrデザインのポテンシャルを味わうことが出来た今年の初セーリングでした。 |
||
過去のブログ | |||||||