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BJP_WEB__STAFF_BLOG
2012 |
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2012年12月30日〜31日
2012年後半・・・ |
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年末もそろそろ終わりに近付いた28日の早朝!
奄美大島の保安庁ではなく、今度は小豆島の海上保安庁からの電話。
「韓国人の乗ったヨット2隻が土庄(小豆島)に入港してきたが、入港申請がされていない、その上、日本の船舶免許も韓国の船舶免許も所持していない!」
「ヨットはBJPから購入したと言っている・・・!」
と、言った内容だった。
入港申請はエマージェンシーなどの理由で再申請すれば入港は可能になるが、免許を所持していないのはダメ!とのこと・・・
免許不携帯は当方ではどうしようもなく、保安庁さんにお任せすることに・・・
いやはや・・・今年はなんと海上保安庁さんのお世話になること3度め!
申し訳けのないことこの上ない・・・
さてさて、先日の沖縄訪問は、サワジ41の2艇と、オセアニス39、グランドバンクス42を2013年のために見学してきた。
オセアニス39はキャビン内部をリメイクし、2013年はじめには完成予定。
リギン類も新調されてる。
グランドバンクス42はいつも見かけるモデルではなく、めずらしくアフトキャビンがない・・・スポーツモデル。
沖縄から戻り、25フィートと27フィートのセーリングクルーザーの商談、45フィートのモータークルーザーと21フィートのセーリングクルーザーの契約が2012年最後になった。
21フィートのセーリングクルーザーは、レストアではないが、セイルの新調から艤装をバージョンアップし、完全シングルハンド仕様に仕立てあげます。
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2012年12月25日〜26日
ヤマハ30SII、台湾まで1500マイルのシングルハンド。Part 4
クリス、オンザロック!その後・・・ |
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結局、クリスのヨットは荒天の中では救出の方法がなく、オンザロックのまま一夜を明けた。
画像のホテルサンセットリゾート前。
夜明けには、大波と強風で横たわったままの姿でヨットは岸近くまで打ち寄せられていた。
波がおさまるのを待ち、ホテルオーナーや地元の漁師さん、消防隊の協力で、漁船でヨットを一旦リーフ外まで引き出し、近くの漁港に曳航し、陸に揚げられたそうだ。
ヨットの現状は、ハルに2ケ所の穴、キールは口を開き、ラダーは破壊されており、クリス曰く修復不可能・・・
やはり、15メートル以上の風、波高5mの波では、30フィートクラスのヨットではコントロール出来なかったのですね。
そんなクリスは、ヨットを徳之島に残し、一路、ガールフレンドの待つ沖縄に向かったようです。
二人はきっとレイトクリスマスを楽しんでいるんでしょうね〜。
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2012年12月23日
ヤマハ30SII、台湾まで1500マイルのシングルハンド。Part 3
クリス、オンザロック! |
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3度めの知らせは、クリスからではなく第10管区海上保安庁からだった。
保安庁の制止もワタシのメールでの制止も聞かず、クリスは奄美大島・名瀬を23日の早朝に出航してしまっていた。
「ヨットが徳之島で暗礁に乗り上げているとの報告が入りました。クリスさんからそちらに連絡は入っていませんか?」
これが保安庁からの16時26分の第一報だった。
これは、奄美から徳之島に向かう巡視艇からの連絡で、海上は15m以上の風速、波高4〜5m。
1654、二度めの連絡。
1712、三度めは、徳之島の消防隊から・・・保護したとのこと。
どうやら、珊瑚に乗り上げてしまい、ヨットは45度ほど傾き、クリスは自力で岸まで泳ぎついた様子。
救助に向かってくれたのが、消防隊だった。
1950、巡視艇はヨットに近付くことさえ出来ないほどの大波・・・。
とにかく、クリスは無事との連絡が消防隊からあり、シャワーと着るものは準備してくれたそうだった。
さらに地元の方々の協力を得て、クリスはホテルの暖かい一室を与えられた。
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2012年12月22日
ヤマハ30SII、台湾まで1500マイルのシングルハンド。Part 2 |
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今朝、クリスから2度目のメールが届いた。
1回目は、屋久島からのメールで、
It's a very nice place.
Warm and sunny with following winds for the afternoon sail south.
とあった。
心配していたが、意外に気楽にやっている感じだった。
しかし、今朝22日には、奄美大島の名瀬港に入港したとのメール。
どうやら荒天を避けるためと、エンジンのオーバーヒート、オートパイロットの故障?らしい?
オーバーヒートは直ったようだが(推測するにはボトムの吸水口にゴミでも貼り付いたのかもしれない)、オートパイロットは出航2日めにトラブってしまったようだ。
しかし、それ以上に大きな問題が発生していた。
西宮を出る時に税関には奄美大島に寄港する旨を申告していなかったため、当方に海上保安庁からと水上警察から連絡が入った。
まぁ、幸いにして、臨時申告し事なきを得たが・・・
問題がクリスはそんな心配よりも、クリスマスイヴに宜野湾マリーナでガールフレンドと会えないことの方が心配なようだ。
私はクリスの出航を9日に見送り、20日に神戸空港から那覇へ。
宜野湾1泊、その足(飛行機)で福岡で2泊・・・。
さらに福岡〜伊丹へ。
セーリングクルーザーと飛行機では移動時間の差がこんなにあるのかと、改めて実感!
しかし、到達の感動と経験は、B6やQ400のパッセンジャーシトでは味わうことが出来ない。
ヨットはそれほど価値のある乗り物なのかも知れない。
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2012年12月14日
ヤマハ30SII、台湾まで1500マイルのシングルハンド。 |
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台湾に住むアメリカ人のクリスは、かなり大きな問題をいくつか抱えながら朝焼けの中、西宮を出航した。
大きな問題のNo1は、予定していたクルー2名が前日の夜になってのドタキャン!
一夜明け、かなり悩みに悩んだあげく、クリスはシングルハンドの航海を決意した。
もうひとつの問題は、日本語が全く話せないこと。
もうひとつは、通信手段はハンディVHFのみ。
PCは持っているが、Wi-Fiのみで自力での通信は不可・・・。
幸いにしてGPSと瀬戸内海の海図は前オーナーからの譲り受けがある。
まぁ、最悪の時は電話で通訳してもらえるだろうと、もしもの時に備えて、瀬戸内海に住む知人のカナディアンとアメリカンの電話番号を教えておいた。
もちろんコーストガードへの連絡方法も事前にメモを手渡している。
舫いを解いてから約24時間、上手く行けば今頃は松山沖を通過中?
そんなことを考えながら当のワタシは、Hayashi48を西宮から上架、メンテナンス、保管を兼ねて浜寺ボートさんまで4時間もかけて回航した。
4時間というのは、船底のバーナクルのため4ノットしか速力がなかったため。
ちなみに今回、アメリカ人から教わったイングリッシュは「Barnacle」「バーナクル」これ「フジツボ」の意味です。
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2012年12月10日
ヤマハ30SII、台湾に向けて出航準備中! |
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6日の夜6時前、西からの強風の中大阪北港YHを出て、西宮マリーナに回航した。
スプレイを散々浴びる覚悟だったが、意外にもスプレイを浴びたのはたった一度のみ。
俗に云うところの波叩きがなく、波高1m未萬だったが、かなりイイ感じで波を乗り越えていく。
もちろんこの時も機走のみだったが、以前に何度かセーリングした経験では、スピードもあり、ヤマハ艇の中でも5本の指に入るGood Design のヨットだと思う。
さて、翌朝には上架し、まずは船底を洗浄し、古い塗装を剥がし、プロペラシャフト、スクリューを磨きあげた。
作業はいつものオカダマリン(通称オカチャン)。
船底作業の合間にエンジン関係のチェックとオイル、パーツ交換。
ちなみに、ヤンマー2GMのパーツは新西宮YH近くにある「SEA POINT」さんで購入。
ここは、ヤンマー艇を扱うショップなので、パーツはいつも揃っています。
1GM、2GM、3GMはもとよりYAシリーズのパーツもそろうのがウレシイです。憧れの3YMエンジンも展示されています。
11日中には船底塗装とエンジン消耗部品の交換などなどすべてのメンテナンスを行います。
台湾までの約1500マイルが無事に航行できますように・・・。
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2012年12月6日
ジャノー、韓国に向け出航! |
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とにかく、いままで扱わせて頂いたヨットの中で一番問題の多かったJeanneau990 は整備に整備を重ね、ようやく自力で航行できるようになった。
しかし、西からの強風、瀬戸内海の全てが風速10m以上で波も1mを越えている。
まぁ・・・それにしても、この艇は問題が多く、よくこんな状態で乗り続けていたのかと目を疑 ってしまうほどの状態だった。
あえて、ここが悪いとかは記さないが、とにかくひどい状態だったことには間違いはない。
整備以前に、設計ミスや素材の劣化が目立った状態だった。
ここ最近、個人艇を売りに出されているが、まぁ整備がほとんどされておらず、エンジンが一発で始動しようものなら大拍手もので、バッテリー上がりは当然。
その上、一年、二年間は全くの不動で、船底、スクリューは貝の養殖場になり、舫ロープもカチカチになり、解くのも時間がかかる。
いわゆる放置艇。
キャビン内部も雨漏りがあっても無視状態。
湿気、カビ、木製品も無残な姿。不要な私物も至るところに放置され、まるでゴミ屋敷。
セールには水苔、その上ヨレヨレ。
新艇当時のままで一度も新調せず。
シート類も苔と劣化でカチカチ。
バブル期に輸入艇も含め大量に増えたセーリングクルーザーが、まさに先日のトンネル事故のように、劣化が始っているかのようだ。
さて、今日からヤマハ30SIIの台湾に向けての輸出手続きと上架、船底、エンジン整備にかかります。
幸いにして、この艇は整備されており、問題がなく引渡しが出来そうです。
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2012年12月3日
三たび福岡へ・・・ |
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またまた、福岡。
今回はバンクーバー36feet。
本格外洋セーリングクルーザーの契約。
バンクーバー36のキャビンなどをチェックすると、作り上げの良さが実感できます。新オーナーは、これから更に改造、改良を重ねて行く予定で、仕上がれば、外洋に向かうようです。
この36は大阪に帰って名義変更を行う予定です。(名義変更はどの地域のJCIでも行えます)
そしてそして、もう1艇はかなりレーシング寄りのレースボート(ヨット)の新艇建造のためのミーティングです。
そのミーティングには、輸入販売元のTさんと地元のTクンと私の3名とクライアントさん。
かなりワクワクする内要です。
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2012年11月26日
トラブル発生!Part 3。その解決策 |
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海苔網にキールを引っ掛けてのトラブルは、徐々に解決の方向に進んでいますが、早い解決策の方法は、やはりその場から逃げないことです。
よく、漁師さんから憤慨な請求をされたとかのウワサ話を耳にしますが、それはロープを勝手に切断したり、網を無理矢理破いたりするからで、ちゃんと保安庁などを通じて話し合えば、大きな問題にはなりません。
また、保安庁の現場検証や事情聴取も交通事故の処理と同じで、事故を起こした者の受けるべき責任と義務なので、それに応えなければなりません。
そんな日々の中、今年のボート、ヨットの売買志向が少し変わっていて、10月11月12月に集中し、ヨットは9艇、ボートは3艇の納艇があります(ありました)。
さらに・・・土曜日には伊勢・志摩に27フィートヨットの見学に・・・
クルマで往復、約6時間弱・・・
34年前に建造されたDUFOR27、かなりビンテージなヨットですが、キャビン内の木製品に大きなイタミもなく、エンジンも2GMに乗せ変えられ、磨き込めばかなりオシャレに乗れると感じました。
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2012年11月24日
トラブル発生!Part 2。 |
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そんな訳で、小豆島は坂手港と土庄港に行ってきました。
そんな訳とは、先日、回航中に海苔網のロープにキールを引っ掛けてしまった事故の現場検証と保安庁での事情聴取のためです。
坂手港から、35m巡視艇PC91に乗せて頂き、現場の土庄沖まで(その船室でも簡単な事情聴取が行われます。)
現場に到着すると、インフレータブルボートが甲板からおろされ、今度はそれに乗り換え、アプローチしたブイから海苔網の黄色のライトを確認しました。
確かに、遠く離れた高松の街の灯りとオーバーラップして見にくいことは確かなことですが、やっぱり不注意が最大の原因なのは、言い訳のしようがありません。
再度、巡視艇に戻り、帰港しようと速力がアップしたところで、巡視艇は速度を大幅に落とし、停止。
カーテンが閉められた船室にいた私には何が起こっているのか理解できませんでしたが、船内が急に慌ただしくなり、ただ事ではない事は素人の私でさえ感じられました。
事件?事故?発生(発見)のようです!
カーテンを少し開け覗き込むと、そこはもう、映画「海猿」のような光景でした。
中略
我々、海で遊ばせてもらえるのは、自衛隊よりも警察よりも頼れるのは、やっぱり保安庁と改めて実感した瞬間です。
明けて、あくる日は朝一番から保安庁での事情聴取です。
幸い、午後1時には終わらせて頂き、その足で海苔網を管理する漁業組合にお詫びに伺いました。
結論。
夜間航行は可能な限りやめること。
どうしてもの場合には、精度の高いレーダーが必要です。
帰りのフェリーの待ち時間の間に、岡崎造船さんへ。
新しい37フィートが建造中で、ハルは完成し、バルクヘッドやアコモデーションを建造されていました。
そんな作業風景を見ると、岡崎艇の人気の秘密が理解できます。
PS
その小豆島への前日に990の修理(改良)のため鳴尾へ回航・・・
ヨーロッパ製の人気艇ですが、その造りはひどいものです〜
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2012年11月15日
30フィートシリーズ第4弾Part3。 |
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15日はT-301の納艇です。
回航ではなく低床式トレーラーでの陸送です。
エンジンの消耗部品、オイル、オイルエレメント、オイル、Vベルト、インペラなどをすべておニューに交換。
セールドライブのジンク交換。
ハルとドッグハウスのバフ掛け、船底洗浄を終えトラックに積込み完了。
しかし・・・低床式トレーラーと云え、マストをドッグハウス上に積むと、どうしても高さ制限にひっかかり、サイドデッキに置き換えるも無理〜
ならばと・・・マストを一旦降ろし、考え抜いたあげく船台に抱かせなんとか輸送規定内に納めることが出来ました。
荷積み開始から約5時間。
トレーラーは午後8時に西宮を出発しました。
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2012年11月12日
30フィートシリーズ第4弾Part2。 |
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ヤマハ30CIIの回航は、瀬戸内海アプローチを小豆島北部にコースを設定し、牛窓沖では日没。
少し強めの北からと北西の風、セールは夜のため視界確保のためメインセールのみ。ブローは時折20ノットを越え、波も瀬戸内にしては高く、艇は前後左右に揺れつづける。
22:00、小豆島東北部にさしかかる。
22:30、葛島から南下し、小豆島・小瀬と小豊島の間を通り、本船航路に合流しようとした矢先・・・
ビッグトラブル発生!
なんと・・・海苔網のロープに乗り上げてしまった!
この場所に海苔網が多いのは充分理解していたし、そのためボートスピードは2.5ノット程度に抑え、微速前進中。
オレンジ色のフラッシュも確認していたのだが、対岸の道路の灯と重なり、そのフラッシュが遠くに見えてしまったのが、事故原因。
全くの過失でした。
その海苔網ロープは、ラダーとスクリューの間に挟まり、自力では脱出不可能の判断で、3分後には118(海上保安庁)に救助を求めた。
11:00 巡視船PC91がサーチライトを照らしながら救助に、同時に海苔網の漁船2艇も来てくれ、そのロープを切断してて脱出できた。
詳細は後日報告。
そんな回航の間に、西宮ではT-301のセールドライブのジンク交換やハルのバフ掛けが進み、納艇の準備を進めていました。
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2012年11月9日
30フィートシリーズ第4弾。 |
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ヤマハ30CIIの納艇です。
場所を一旦、西宮マリーナに移動させ、そこで燃料給油、清水補給。
離岸前の潮待ちの間に韓国輸出のための税関検査を済ませた。
午前11時ちょうどに舫いを解いた。
風はないが港内でメインセールだけを揚げ、一路明石海峡を目指した。
初航海のセーラーの西宮〜広島までのイベントは、まずは明石大橋をくぐる事から始る。
次は、播磨の島々の風景。
そして瀬戸大橋。来島海峡。音戸の瀬戸。
エンジンも快調で、スタートから3時間30分で明石海峡大橋はなんの問題もなく通過し、小豆島北部を目指した。
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2012年11月9日
30フィートシリーズ第3弾。 |
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大阪・北港ヨットハーバーで上架、船底塗装、ハル磨き、エンジン回りの整備、キャビン内部の清掃とトイレ修理を終えたヤマハ30C2は9日の納艇のため、テストランも兼ねて西宮マリーナに移動しました。
距離は僅かなのですが、機走のみで90分近くかかります。
しかも白波が立つほどの風。
湾内の奥まったところでもスプレイが数秒に一度襲ってきます。
もちろん無事到着。
そのY-30C2と同時平行で、西宮マリーナで上架しているT-301もエンジン消耗備品、その他もろもろのパーツを発注し、作業可能な部分から徐々にメンテナンスをはじめています。
もちろん船底からはじまりハルの黄ばみとり、船名ハガシ、バフ掛け、エンジン整備、ジンク交換などなど・・・は当然に加え、この艇にはエアコン(クーラー)が装備されています。
マリンエアコンではなく一般家庭用でもなくDaikin製のスポットクーラーです。
通常は陸電で稼動させるのですが、新しいオーナーの希望で航行中にもクーラーを稼動させたいとの希望に応えるため、整備に入る前からメカニックのオカチャンはKマリンさんのアドバイスを仰ぎながら悩んでいます〜
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2012年11月5日
30フィートシリーズ第2弾。 |
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昨日5日、福岡から出航した31Sは釜山に到着との連絡。
一方、大阪北港YHで30CIIを上架し、船底塗装、ペラクリン、ジンク交換、旧船名ハガシ、ハル磨き、デッキ洗浄、エンジン整備、キャビン内部の清掃に取りかかりました。
もちろん船底やハルに時間がかかるのは当然ですが、キャビン内の片付けに時間を要します。
とにかく、前オーナーのいらなくなった私物が、キャビン内部のあちこちに散乱しており、それを取り出すだけでも半日はかかり、そのゴミの量は、少ないものでも軽トラック1台分はあります。
まぁ、それはさておき、8日木曜日までにはすべてを仕上げ、金曜日朝には出航予定です。
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2012年11月3日
30フィートシリーズ。 |
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10月に入って立続けに30フィートクラスの問い合わせが入り、まず最初はヤマハ30SII、続いてヤマハ30CII、31S、T-301と月を跨いで30CRSの順。
納艇は31Sが一番最初で福岡から韓国へ。
そして今、30CIIとT-301の納艇前の整備にかかりました。
まず、JCIで名義変更、上架、船底洗浄と塗装、ペラクリン、ジンク交換。
エンジン整備、消耗備品交換、オイル交換、キャビン清掃、水まわりの点検修理とここまでは通常の納艇パターン。
リクエストがあればニス塗り作業なども行います。
残されているのは30SIIですが、これはマレーシア船籍を取得中のため少し時間がかかっています。
あと、30CRSは只今、商談中です。
さらに、昨日ジャノー(ジャヌー)990が陸送で運ばれてきました。
水曜日にはT-301のマスト倒しとジャノーのマスト起てを同時に行います。
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2012年10月18日
福岡・マリノアと周辺。 |
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福岡。
この日はYamaha31の納艇とその海外輸出のため。
いつもどうり、領事館と税関に足を運ぶ。
博多にある韓国領事館の建物は大阪や神戸とは違いすごくりっぱなのには驚かされた。
まるで宮殿の感じで、入口にはゲートがあり、まずそこで入館申し込み書類を提出しなければならない上に仮船籍書類申請、許可にもすごく時間がかかった。
さらに、税関も大阪、神戸と全く規模とシステムが違い、かなり戸惑いながらの手続きを済ませた。
なんでも・・・福岡には毎日のように大勢の外国人が訪れ、その対応のために追われているそうだ。
もはや経済的に見ても、街のスケールも、福岡は関西を遥かに越えていると感じさせられた。
さて、今回の移動は往路はCRJ(カナディア・リージョナル・ジェット)に乗りたいがために、1便遅らせてのフライト。
こちらはプロペラがなく、機体後部の2発のエンジンとナローボディが特徴で、キャビンはさすがに狭い。
復路はオールドモデルの737-200。
インターナショナルと違って、ドメスティックエアラインの旅ではいろんな
飛行機に乗れるのも楽しみです。
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2012年10月24日
マストチューニング。 |
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クラブレース向けの初歩的なマストチューニング方法です。
まず、マスト下(ブーム上)からグルーブに目を当てるようにしてマストトップを見上げてください。
グルーブが真直ぐであれば問題はないのですが、S字や斜になっていると問題ありです。
そんな場合はサイドステイを手でひっぱりながら、グルーブを見上げてみれば、どのサイドステイを締めれば(緩めれば)良いかが理解できます。
さらに、マストがキールと一直線上に真直ぐ起っているかも問題です。
海上で行う場合は、キールとの比較が出来ないので、メインハリヤードを使って、サイドのガンネル部分等で左右の傾きを見ます。
プロダクション艇では多少の誤差はありますが、可能な限り真直ぐに起てておくべきです。
上架した時に画像のようにキールの一直線にマストが起っていれば問題ありません。(現時点で多少の誤差があります)
陸上である程度のチューニングが出来たら、次はセーリングしながらの細かいチューニングを行います。
ポートサイド、スターボードサイドとタックを繰返しながら、根気よく行えばポート、スタボの帆走性能が一致し、データを蓄積し更に細かくチューニングすれば、ボートスピードはアップします。
これは、クラブレースのみならず、クルージング艇にも必要なチューニングです
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2012年10月20日
中之島GATE。 |
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中之島GATE、大阪の話です。
10月13日から21日までの9日間、社会実験として行政が企画した実験イベント。
なにやら相変わらずの大袈裟なカッコ良さそうなキャッチコピーでしたが・・・
「海からのゲ−ト空間」とかボート、ヨットでの来場歓迎!みたいなこともあり、秋晴れの20日土曜日の午後、メイン会場らしき、中央卸売市場前特設船着場を覗いてみました。
その自慢げな船着場は画像のとおり・・・お粗末な浮き桟橋です。
これでは30フィートクラスの係留は不可能?
偶然来場されたボートも着岸を諦め、Uターン・・・。
もちろんイベント会場の来場者も数人・・・
まぁ、こんなもんでしょうと、滞在時間は5分。
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