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10月25日
Marina Del Rey

LAX(ロスエンジェルス空港)の北近くにあるMarina Del Rey(マリーナデルレイ)へ行ってきました。
経済破綻などウソばかりと思うくらい、Richで豊かそうでした。
エコカーなど、どこも走っていないし、相変わらず、フォードやダッジの大型4WDトラックなんかが巾を効かせていて、美しく保たれた560SLなんかもいました。

空港から北へハイウェイで10分くらい、ベニスビーチの奥に位置し、7,000艇以上の係留数を誇るマリーナデルレイは、昔と変わらぬ「マストの林状態」でした。しかも、どのポンツーンもフネが動いている匂いがして、スポーツチックで活気が感じられました。)

以前と異なるのは、大型コンドミニアムや高級ホテルがハーバーを取り囲む様に建ち並んで景色が変わった事です。(写真:真ん中の四角なビルはRitz Carlton)ここのレストランのシャンペンブランチも有名だそうですが、72ドルときいてパス・・・

こういう所に住みながら、通勤をして、週末は海の生活というのもさぞかし素晴らしいだろうな、と思います。なにしろ広い、デッキA〜Gまでハーバーが8区画に区切られており、さしずめ、夢の島マリーナが8個並んでいるくらいの広さです。


RitzCartonを過ぎて、さらに30分くらい歩き続け、青い空の下爽やかな風に吹かれながら、ポンツーンの周囲をドンツキまで歩いて、たどり着いたのが、「SHANGHAI RED's」というレストラン。

ちなみに、レストランの向こうは海上保安庁ならぬ、コーストガードのオフィスとポンツーンでした。
「SHANGHAI RED's」は、昼はシャンパンブランチのみの営業だそうで、ブッフェは、シーフード、ローストビーフをはじめ、カルフォルニアロールなど実演鮨コーナーもあり、シャンパン飲み放題で、US32ドル(平日は27ドルだったかな)は、食いしん坊の私にとってはリーズナブルでした。

客層はさまざまで、若いカップル、着飾った老夫婦、家族で誕生会をやっていたり、もちろん明らかにヨットマンらしき連中がワイワイガヤガヤ暴飲暴食をしている風景もありました。

写真のように、ガッツリ食べて、おかわりも、シャンパンもウェィターさんに注がれるままに飲み、大満足な昼食でした。

午後も三時を過ぎると、大型ボートや、セイルボートなど大小さまざまフネが帰港しはじめ、レストランの目と鼻の先の水路を左から右へと次々に通り過ぎ出します。中には帆走で頑張るLightningクラスなど日本では見れない艇種もあり、フネ好きにはたまりません。

少し酔っ払ったなと、潮風に当たり、ゆっくりと時間が過ぎるのを感じるとともに、テラスでおしゃべりを続ける人々やフネを楽しむ人々の顔をみて、アメリカの豊かさと奥の深さをあらためて感じました。

10月25日/マリーナデルレイ

Marinadelre
SHANGHAI RED's

10月24日〜29日
ニューポート33と低気圧と台風20号。御前崎にて。

まぁ、なんとかこうにか御前崎マリーナに着岸。

まだ、19時くらいだったと思うがあたりは真っ暗。
先客なのか・・・30フィートクラスのヨットのキャビンライトが灯っていたのが目に入ったが、その時はあまり気にせず、レトルトのおでんとビールを飲み熟睡した。

人の話し声で目を覚ました。
地元のセーラーたちと、30フィートクラスのオーナーらしき人たちが自艇が舫われた岸壁に集まってくれていた。

30フィートのヨットもやはり避難中。
そのA氏家族、東京湾を出航し、沖縄、香港を目指す、家族3人での航海と聞く。

そこから、3日間、A氏家族、地元のS氏、M氏にはひとかたならぬお世話になった。
ただ、ヨットを趣味としていると云うだけでなのに、ここまで優しく親切に接してくれるというご好意がすごくありがたかった。(感謝感謝)

御前崎マリーナから駿河湾を通して富士山の全景がハッキリ美しく見渡せた。
海はまだウネリをくり返している。

低気圧の次に襲ってきたのは台風20号。
その20号の通過を待ち、ようやく3日後に那珂湊を目指し、神子元島、大島、野島崎、犬吠埼をまわり、出航から一週間でようやく那珂湊マリーナに着岸した。

追伸、西宮に戻って2〜3日、知人から驚くべきニュースが飛び込んできた。
「A氏、高知沖で落水!、が、しかし11時間後に救助される。」

10月29日/ニューポート33
神子元島南を回航中。

10月22日〜29日
ニューポート33と低気圧と台風20号。

10月22日、午後5時。
大阪北港ヨットハーバーから茨城県・那珂湊マリーナを目指しニューポート33は舫いを解いた。

航行距離450マイル。
速度5ノット平均、ノンストップで90時間を要する。

事前の気象予報では、台風20号はフィリピンあたりに移動し、日本には影響ないハズだった。
また航路にあたる区域も穏やかで、最終日あたりに雨の予報。

まぁ、多少の雨くらいは・・・で離岸した。

友が島を抜け、潮岬を回航・・・
一路、寄港予定の伊豆半島・下田を目指すが、風、波共に真向かい・・・
その風、波共に次第に高くなって来る・・・
しかも北東の風が安定し、全く振れがない。おかしい???

微弱ながら、かろうじて携帯メールがつながる。
友人からの気象情報。低気圧の発生と台風接近!

急遽、下田から御前崎に進路を変更するが、波は高く、ニューポート33はドスンドスンと大きく波に叩かれ悲鳴をあげる。

御前崎へのアプローチ時はまだ明るかったが、入港時にはすっかり暗くなり、小さな航路の灯をたよりに必死でマリーナを探し出し、なんとか舫いをとることができた。(リアルな表現は省略)

その御前崎マリーナには、結局3泊することになった。

10月24日/御前崎マリーナ
御前崎マリーナにて。
ニューポート33

10月21日
ヤンマー2QMエンジンと遭遇。
ヤンマー2GMエンジンとはちょくちょく出会うが、2QMエンジンとははじめて出会った。
30年近くも前に製造されていたエンジンらしい?
聞くところによると、ヤマハ25MKIIなどと同年代。

このエンジンは、なかよし造船建造のハイグレース33に搭載されていた。

バッテリーをつなぐと、コンコンコンと回転しはじめたが・・・
しばらくするとエンジンストール?
どうやら燃料に水が混ざった様子・・・

完全に水を抜き去り、再度コンコンコンと起動しはじめた!
まだまだ現役!

10月22日夕刻。
このエンジンとハイグレース33は元気に韓国・釜山に旅立った・・・。


10月10日
はじめてのセール。
当サイトでも紹介しているHYDE SAIL。
このハイドセールを装備しました。
ジブファーラー用で110%、これくらいのサイズがイイですね〜。
テストセーリングは日が沈む寸前のため短時間ながら、対地速度7〜8ノットでザザザ〜
今年中にメインセールも新調するので、インプレッションはその時に・・・

トリムをする前の画像なのであしからず〜


10月7日
台風接近!

10月7日の夜から8日の朝にかけて、東海地方・知多半島に台風18号は上陸した。

大阪湾では、7日早朝から艇の舫いをとりなをし、クリートがダンゴ状態になるほど普段は1本のところを各箇所4本に補強。
さらにドジャーを外し、ファーラーが開かないようにジブシートを更に巻き付け、その上からさらに予備のシートを巻き付けた。
さらに、ブームカバーも予備シートを巻き付け、ブームそのものも動かないように固定させた。

万全とまでは行かなくても、これ以上はどうしようもない。

7日夜の予報では、最大瞬間風速50メートル以上!
大平洋では12メートルの波と伝えられていた。

5年ほど前になるが、大阪湾に上陸した時、知人のファーラーが開きはじめたので、巻きなおそうと、桟橋に向かったところ、まず、桟橋までたどりつくことが不可能。
そのうえ、桟橋が大きく揺れ、歩ける状態ではない!
結局そのファーラーは数分のうちに全壊した。
その隣では、あっけなく24フィートのモーターボートが沈んでしまった。
ほんとにあっと云う間にバウだけを残し沈んでしまった。


知多半島には衣浦アリーナ、伊勢湾には伊勢湾マリーナ、五ケ所湾にはVOCなど、知人の艇が保管されている。皆、無事でいてくれただろうか?

幸い、知る限りでは大阪湾の艇はほとんどと云ってイイくらい被害はなかった。

ただ・・・8日早朝。
陸置きされたシーホッパーらしきディンギーが風に耐え切れずか、オフィスのドアと郵便ポストを直撃していた。