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BJP_WEB__STAFF_BLOG
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2010年7月31日
ハンスクリスチャン/東京汐留から福博多まで。
7月31日。SBFさんで回航のための必需な部分のマスト灯、ジブトラックの修理を終え、31日の午後6時に横浜ベイサイドマリーナを出航した。
浦賀水道を抜け、三浦半島、伊豆半島下田からは黒潮を避け岸寄りを航行。
ただ、岸寄りのためチョッピーな三角波の影響がある。
風は西に廻り出す。
これはなぜかいつものことだが、回航時にはいつもいつも、行きたい方向からの真向かいの風になる?
途中、燃料消費テストのため御前崎に入港。90Lを補給。
横浜から僅か100マイルで90Lはかなりの低燃費???
ターボの影響か???
紀伊半島最南端、串本から友が島に掛けては潮の影響をもろに受け、対地速度が極端に低下。西宮8月3日、0800着岸予定が1100に・・・
が、新西宮YH入港寸前にトラブル発生!
燃料系統のトラブルでエンジンストール、なんとかセーリングのみでの入港をトライするが、艇の特性を考慮し、JCGのお世話になるハメに・・・
8月4日、1100に新西宮YHを出航した。
To be continued
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横浜ベイサイドマリーナでメンテナンスを受けるハンスクリスチャン。
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2010年7月31日
ハンスクリスチャン/東京汐留から福博多まで。
7月28日夜、新幹線で汐留近くのホテルに到着。
翌朝から、保管場所のフィンセールマリンさんで回航準備にとりかかった。
食料、飲料、備品、工具類、軽トラックいっぱい分は大袈裟にしても、SRVのデッキが満載になった。
30日の午後には時間を稼ぐため、30ノットオーバーの風の中、少しだけガンバッて横浜ベイサイドを目指した。
同乗してくれたのは、古くからの友人。考えれば15年ぶりの彼とのセーリング。
チョッピーな波が連続し、バウからコックピットにかけて大量のスプレイが30秒ごとに襲いかかってくる。
もちろんズブ濡れ!でもこれがかえって気分がイイ。
これが湾内だからけっこう笑っていられるのだが、これが浦賀水道を越えると辛さに変わる。
平均7ノットでの機帆走で、僅か3時間と少しで到着。
港内に入り、沖ではできなかった艇の基本的な動きをさぐるため、微速前進、後進、舵のレスポンスなどなど・・・
やはり、さすがのこれがダブルエンダーの動き!
後進は艇の動くままに身をまかすしかない。舵を右に廻しても左に廻ってしまう。
心配された着岸も、事前に連絡しておいたマリーナのスタッフさんと、SBFの貝道氏が桟橋まで出迎えにきてくれ、その上、余裕の長さのビジターバースのお陰もあって、普通のヨットのように着岸できた。
To be continued
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横浜ベイサイドマリーナにて。 |
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2010年7月23日
パサトーレバカンス。
1970年後半、ニュージャパンヨットで建造された「パサトーレ」
その「パサトーレ」シリーズの追加モデル「パサトーレバカンス」がある。
この時代、1970年代は、ニュージャパンヨットをはじめ国内には数多くの造船所が存在し、セーラーたちは今と違って本気?でセーリングを楽しんで(苦しんで)いた。
レース派、クルージング派(ブルーウォーター派)共に過激な週末を過ごしていた。
もちろんエンジンはパワーも小さく、当然燃料タンクもごく少量。
GPSやオートパイロットも必要としなかった時代。
その頃に建造されたヨットは堅牢につくられ、サイズが小さくとも荒天の海に立ち向かって行く事が可能だった。
この「パサトーレバカンス」も同じで、当時のハーフトナーレースで大活躍していた艇である。
しかもデザインはフランスのヨットデザイナー「フィノグループ」によるもの。
「エクメドール」「レプドメール」「ソレイユルボン」「リュンドメ」「リベッチオ」「バンドフェット」などがある。
そんな「パサトーレバカンス」でほんの僅かな時間、明石海峡近くの須磨沖にセーリングに出た。
梅雨が明け太陽が容赦なく照りつける!
僅かなブローにジブセールだけを合わせエンジンをストップ。
ジブセールだけでも素早くブローに反応し、さすが一時代を築きあげた、ハーフトナーの実力を見せてくれていた。
全く余談ですが・・・
IWCの腕時計に「PORT FINOT」とがあります。
文字盤を見てもフタ部分にも「PORT FINOT」の文字が見当たりませんが、なぜか「ポートフィノ」と呼ばれています。
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ニュージャパンヨットのパサトーレバカンス。
名艇です。
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ジブセールだけでも快適な帆走性能です。
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2010年7月23日
中古ヨットの海外輸出。
ここ数年、日本国内から海外に向けてヨット(ボートも)が多く輸出されています。
もちろん中古のヨット。
輸出国は主に韓国ですが、ロシアなどへも多く輸出されています。
今年に入ってから当サイトからも月1艇平均で韓国に輸出されています。
ブランド別で云うと、一番人気のあるのは「ベネトゥ」で、国産艇はあまり人気がありません。
昨年までは国産艇の25フィートクラスも輸出されていましたが、今はほとんど需要がなくなりました。
今回、25フィートを輸出するんですが・・・
これが慣れないと輸出手続きがちょっと複雑です。
まずJCIで廃船願いを提出、韓国領事館で仮国籍取得、税関での輸出手続き、そして最後に艇への立ち入り検査があり、次に最後の帰港地で出国許可とパスポートにスタンプを押してもらいます。
画像は、艇の立ち入り検査時のものです。
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インスペクションを受けるY25MK2。 |
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2010年7月20日
たつの市御津町岩見港
瀬戸内は何度もおとづれているが、御津・岩見港は初めてだった。
ここは兵庫県と岡山県のほぼ県境、地図で云うと家島諸島の北に位置する。
梅雨があけ、いよいよ夏の風景になりはじめた。
この日もヨットではなく、クルマでこの御津・岩見港に向かった。
ヤマハ25MKIIを見るためである。
30年の建造年数にしては、かなり手が入れられよく整備されているのが遠く離れた場所からでも充分それが伺える。
ハル、ボトム、デッキ、キャビン、エンジンのどれを取っても磨き込まれている。
こんな艇に出会うとついついデッキに座り込んでしまう。
この日は30度を超え、太陽がギラギラと照りつけるが、のどかな風景のせいかあまり暑さは感じない。
港の防波堤に立つと、家島諸島の男鹿島が目に入る。たんがしま?たんがじま?だんがじま?と呼び方はさまざまだが、一般的にたんがじまの表現を一番耳にする・・・。
明石海峡を抜けると、上島、クラ掛、太島の小さな島があり、そして山肌を削りとられた島が見える。それが「男鹿島」である。
美しき哉瀬戸の島々なのである。
明日から、この艇の出航準備にかかります!
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御津・岩見港に舫われる数艇のセーリングクルーザーたち。 |
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画像左は鷲崎、中央が男鹿島。 |
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2010年7月7日
西宮から阪南港へ
静かな海面にブローが吹き降り、午後1時すぎにマイレディは出航した。
南からの風を受け、西宮港はいつもの三角波。
艇は前後左右に揺さぶられる。
風力は20ノット前後で時折スプレイをもろにかぶるがズブ濡れになることもなく、かえって心地よい。
防波堤を抜け、150%ジブを70%程度に開き機帆走で目的地に向かう。
徐々に風も落ちはじめ、天気予報どおりの穏やかな風になり、メイン、ジブ共にフルセール。
白波が残るクォーターリーでマイレディは快調。
これがセーリングだ!の見本的な走り!
目的地の阪南港はKIXのちょっと北に位置し、その港の沖にはランディングのためのランドマークが設置されている。
(KIXランディング時のポートサイドから見ることが出来ます。)
そのランドマークを南に見てアプローチ。
ヤマハ21R&Cのスターボード側に夕刻に着岸。
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ヤマハ21R&C(右)とヤマハ25マイレディ。
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阪南港沖に設置される航空機のためのランドマーク。
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2010年7月3日
雨中のセーリング
雨のセーリングは辛いものです、ましてそれが夜間ともなると、それはもうヒドイものです。しかも3時間以上となると大変なものです。
ズブ濡れです。
夏とは云えかなり寒さを感じます。
雨だけならまだしも、スプレイを浴びるのもかなりこたえます。
7月の日中の雨の場合は半そでポロの上に防水のしっかり効いたセーリングジャケットを着て、その上にライフベストを着用しています。
夜間で長時間の場合は場合によって薄手のフリースを着込みます。
やはりなんと言っても、セーリング用にデザインされたジャケットは優れています。
まず、縫い目からの雨の浸透がありません。
袖は二重になっており、ほとんど雨が入りません。
襟は高く、ビッシっと留めれば鼻、耳まで隠れます。
トラウザーは防水のセーリングパンツ。
この組み合わせがベストなのですが、困るのはシューズです。
ブーツでは蒸れるし・・・
普通のデッキシューズでは雨がしみ込みます。
今、雨に強いデッキシューズを物色しています。
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やはりセーリング用ジャケットは優れています。
襟、袖、縫い目から雨がほとんど入りません。
imhoff・inshore |
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